塩化ナトリウムにご注意
塩だから大丈夫??
いいえ、塩を大量にとると、食塩中毒で死亡することがあります
1)塩化ナトリウムが含まれているものは
水筒用の殺菌液、硬水軟化剤、入浴用製剤(バスソルトなど)、手作りの造形用粘土、固形スープの素、など
2)塩がどうして害になるの?
体を構成する細胞の外にある液体(細胞外液)の浸透圧の90%はナトリウムがかかわっています。ナトリウムが増加すると血症浸透圧が高くなります。
そうなると、細胞外液は高張になり、細胞内から細部の外へ水が移動します。
そうなると、細胞が脱水して、血管にも負荷がかかります。
すると、
中枢神経系で血行障害
血栓塞栓
脳萎縮
脳内血管の切断
脳の出血
こうなると、
おわかりですよね、脳がものすごーっくダメージをうけてしまって、死んでしまいます
3)中毒量
体重1㎏あたり塩2-3グラムなんです。
体重1㎏あたり塩4グラム食べると、致死的
つまり、2キロのチワワが8グラムの塩を食べたら、アウトなんですよね。
4)症状
数分で嘔吐がみられます
神経症状は1時間以内
初期は嘔吐、下痢、ふるえ、多飲、脱水
運動失調、虚弱、高血圧、頻脈
発作、昏睡
とにかく、エマージェンシーなのです
5)治療
胃を空にする
輸液
吐かせるために、食塩がいいなんて、ネットで書いてあるかもしれませんが、量を間違えると、やばいことになります。ご注意ください。人間の食べ物も、塩分が多いので、気を付けてくださいね
球根から育てたチューリップがようやく、咲きました
北側玄関で日当たりが悪い悪条件のなか、
がんばってくれました、、、たった1輪(球根は5個植えたのに)