イヌニキビダニ
犬の毛穴(毛包や皮脂腺内)で増えてしまって、皮膚炎をこすニキビダニという寄生虫がいます。
正常な犬の皮膚にもあり、生後すぐに母犬から子犬にニキビダニが移行します。正常な犬でしたら、皮膚炎にはなりませんが、免疫力が落ちると、ニキビダニが増えてしまって皮膚炎をおこします。
子犬のニキビダニ症は治りやすいですが、成犬は治りにくいといわれています。
ほかの犬猫や人間にはうつりません。
1)成犬のニキビダニ症の原因は
免疫力の低下
・腫瘍
・化学療法
・甲状腺機能低下症
・クッシング症候群
など
2)症状は
・皮膚が赤くなり、紅斑、面皰(にきびのこと)
・鱗屑(銀白色のフケ)
・脱毛
・毛包を中心とした皮疹(毛包性丘疹)
・ひどくなると、潰瘍化
・顔、四肢から始まり、全身に広がる
・両耳の外耳炎
3)治療
実はノミダニやフィラリア予防薬が治療薬になるのです。
飲むだけ、、、で
このやっかいな病気が治ります
効果的なサプリメント(必須脂肪酸、亜鉛、Bグルカン、グリチルリチン配合)もあるといわれています
オトナのニキビダニ症はなおりにくいので、サプリメントも取り入れてもいいかもしれませんね
症状は