生ワクチンと不活化ワクチンの違い
ワクチンと一言言っても
実は
生ワクチンと、不活化ワクチンという違いがあります。
1)生ワクチンとは
病原性を弱めた生きた病原体を用いたワクチンです
液性免疫(抗体をつくる)と細胞性免疫(細胞を直接攻撃する)の両方が誘導されるメリットがあります。
少ない抗原料で、長期間免疫が持続するメリットがあります。
でも、
生きた病原体ですので、弱毒化の程度により、本来の症状がでたり、突然強毒株に復帰する可能性もあります
2)不活化ワクチンとは
死滅した病原体を用いたものです
生ワクチンと違って、液性免疫(抗体をつくる)のみを誘発します
免疫の持続期間が短いため、定期的な追加接種が必要になります。
抗原量が生ワクチンに比べて多いです
感染性のない病原体を用いるため、本来の症状がでてしまうってことはないです。
より効果的な免疫を得るために、免疫賦活剤としてアジュバンドを添加することが多いですが、このアジュバンドが体にあわないと、アレルギー反応がでたりします。
当院でつかっているワクチンは
犬の場合は
主に5種混合ワクチンです
ユーリカン5(混合生ワクチンです。アメリカの最大手のメリアル社)
ノビバック5(混合生ワクチン)
デラミューン5(混合生ワクチン)
ユーリカン7(5種の混合生ワクチンにレプトスピラの不活化ワクチン)
猫の場合は
アメリカのメリアル社のピュアバックスRCP(猫用3種混合ワクチン)です。
カリシウイルス(不活化)
ヘルペス(生)
パルボウイルス(生)
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ヨガマットを小さく切って、ワンコを外でのおでかけのときに床に敷いて座らせるマットにもできます。
こんなときに、マイ・マットを敷いてあげると、落ち着けると思います。