ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

シャンプーの温度

スキンケアシャンプーで洗うとき

温度も気をつけてあげてください。

熱すぎると、
シャンプーをとても嫌がります。

人間にとって適温の39度くらいだと、洗っている人には心地いいのですが、動物には、熱いのです。
とくに、痒がっているワンコさんだと、
熱いお湯にはいると、よけい痒くなるのと同じで、

適温は
30度以下の水がいいんです。

洗い方は、

角質層に水を含ませるため、
30度以下の水で全身の肌をよく濡らす(5分)

次に角質層に薬用成分を浸透させる。
しっかり泡立てたシャンプーをこすらず、
マッサージするように全身の肌に付着させる(10分)

そして、角質層から余分な成分を除く。
30度以下の水でよく洗い流す(5分)
洗い残しの多い脇や足回り、お腹周りもしっかり
洗いましょうー

角質溶解シャンプーをしたあとは、皮膚表面が乾燥しやすくなります。
犬猫さんにも、うるおいは大切です。
大事なうるおいを保つために
保湿性の高いコンデイショナーをつかってあげてください。
とくに、セラミドのはいっているコンデイショナーは、角質層の構造と機能に問題がある(つまり、皮膚のバリア機能が悪い)アトピーや脂漏症のワンコさんには、角質層の機能修復ができるので、効果的です。




頻度は、週2回
期間は2週間以上


当院では泥パックをして、保湿してあげています