眼が白くなってきたら、、
眼が白くなる原因には、
核性硬化症(老化)、白内障、緑内障そして、
なんと、コレステロールと高脂血症でも、目が白くなります。
①核性硬化症(白内障のはじまりみたいなもの)
加齢にともない、レンズの中心付近の線維が圧縮され、水分の減少とともに、レンズ核の硬度が増します。6歳以上の犬におきます。網膜までの光の伝達には影響を及ぼさないので、レンズが半透明になりますが、視力は残っています。
②白内障
9歳をこえる多くの犬は白内障がはじまります。
初期には青色から灰白色で、成熟に伴い黄色や茶色に進行します。
猫は糖尿病で目は白くなりにくいのですが、イヌは、早期に治療しないと、目が白くなっていきます。
そして、こわいのが、
③緑内障です、
高い眼圧が2週間続くと、失明する危険性があります。
片方が緑内障で失明した場合、残った目も1−2年以内で失明する可能性が高いので、視力を残すためにも、残った目のケアがとても大事です。
次に、
実は、コレステロールと高脂血症が目にダメージを与えるのです。
④高脂血症性続発ぶどう膜炎
これは、イヌの脂質を運搬するリポタンポクは大きいので、目の中の血液房水関門を破壊して(むりむり、狭いところを通過しようとするから)、
リポタンパク粒子が目の中にはりこんできて、目の中を流れている眼房水にはいってきて、白濁するといわれています。
ブドウ膜炎をおこすと、目を痛がってあけない、
これがひどくなると、続発性の白内障になったり、
緑内障になったり、目のダメージは大きいです。
トイプードルやシュナウザーは、脂質代謝が悪くて、高脂血症が多いので、注意しましょうー
治療は、低脂肪食と、コレステロールを下げる薬の内服です。
梅が咲いていますね
大磯城山公園にて