てんかんという病気part6
お遊びの話ばかりで恐縮なので
ここで、さらに眠たくなるお話を、、
アメリカのコーネル大学の神経の専門の教授のセミナーのつづき、、
てんかんのお薬についてご説明いたします。
当院で用いているのが、
ゾニサミドという薬です。
コーネル大学のDEWEY先生も、イチオシの
薬とのことでした。
このお薬は、
おそらく、もっとも有効性の高い新薬
副作用はほとんどない
一日2回投与
日本で開発されました、(先生は、グッドジョブっていっていましたね)
サルファ剤系の抗てんかんのお薬で、
脳のT型カルシウムチャネルと電位依存性ナトリウムチャネルの阻害、中枢神経系におけるドパミン性代謝の調節、フリーラジカル(活性酸素)補足、脳におけるGABA作用の増強、炭酸脱水素酵素活性の阻害
おもに肝臓で代謝されます。
半減期は15-20時間、
フェノバルビタールと併用するときは、用量を増やします。
副作用は、一過性の鎮静、運動失調、嘔吐ということですが、
当院で飲んでいるワンコたちに、そのような副作用は一度もなかったですね。