ドライフードと缶詰のメリット、デメリット
ペットフードには、ドライフードやウエットフード(缶詰など)半生フードといった製造方法の違いで異なるものがあります。
それぞれの長所、短所をあげます。
①ドライフード
水分量6-10%なので、缶詰からドライフードにかえると、水を飲む量が多くなります。
ドライフードをあげるときは、お水を自由に飲めるようにしてあげましょう。
量が少なくても水分が少ない分、カロリーは同じ量の缶詰めよりも高くなります。
缶詰めよりは経済的です。
猫ちゃんの場合、夜食べるので、置いたままにして自由に給餌(置きエサ)させることができます。
肥満イヌや、大型犬の子犬に自由に食べさせると、食べ過ぎるので注意しましょう。
開封後は、速やかに(1か月以内)使用してください。(しけって、いたみます)
②ウエットフード(缶詰、アルミトレイ、レトルト製品など)
水分68-78%なので、見た目は多くてもカロリーはドライフードよりも少ないです。
夏バテして、水をあまり飲まないような場合は、風味のよい水分も多い缶詰をあげるのもよいでしょう。
ドライフードよりは、タンパク質、脂肪や塩分の多いものもありますので、便が軟らかくなる場合もあります。ラベルの保証分析値よりは、乾物量分析値で他のフードと比較したほうがよいでしょう。
長期保存が可能で、嗜好性が高く、水分を一緒に摂取できるメリットがあります。
缶をあけたら、冷蔵庫で保管して早めに使用してください。
③半生フード
水分23-40%
添加物として水分保持剤(糖分など)使用していますので、糖尿病の犬猫さんにはあげないでください。
嗜好性が高いです。