シャンプーの方法
おうちでのシャンプーは、皮膚病予防と、ワンコとの綿密なスキンシップ、触ることで病気の早期発見にもなり、とても大事なことです。水が嫌いなワンコも多いですが、マッサージをするように、丁寧にシャンプーで洗ってあげると、みな、うっとりした表情で喜んでくれます。
シャンプーの方法は
①水温は25-30℃
②皮膚までしっかり濡れるように、前洗いしてください。
③シャンプーを手になじませ、皮膚にやさしく塗りこむようにマッサージしてください。
④薬浴の場合は10分おきます。
⑤泡がでなくなるまで、すすぐ。シャンプーが残ると、皮ふ病の原因になります。背中は洗いやすいですが、脇や下腹部のところを十分すすいであげましょう。
⑥コンデイショナーやリンスといった保湿剤をつけて、よくすすぐ。乾燥する冬場や乾燥肌のワンコさんや、脂をとるような薬浴シャンプーをつかったあとは、保湿剤をつけてあげてください。
⑦7オルドライする(吸収性のあるタオルをつかってあげると、時間短縮します)
⑧ドライヤーで、毛の中にあてて、ブラッシングしながら、かわかす。ドライヤーの温度に注意してください、近づきすぎますと、火傷します。
皮膚病のあるワンコでしたら、ドライヤーをつかわないか、あるいは冷風がおすすめです。
⑨9ャンプーは、週に1回してあげると、いいのですが、無理でしたら、最低月に1、2回です。
皮膚病のワンコで忙しくておうちで洗えない場合は、丸刈り(夏なら、ワンコもそのほうがラクです)すると、シャンプーも手軽にできますし、皮ふ病の治療にもなります。(ポメラニアンなど、バリカンのあと、毛がはえない場合もありますので、注意してください)
⑩シャンプーが目にはいらないように気をつけましょう。顔に直接シャワーをかけると、嫌がりますので、スポンジにお湯をふくませて、少しづつ顔を洗ってあげましょう。
⑪毛玉をそのままにして、いきなりシャンプーをしますと、毛玉がさらに固まって、たいへんなことになります。シャンプーの前に、毛玉やむだ毛を取り除いてから、洗ってあげてください。
⑫子犬の場合は、最後60日以上(通常はブリーダーやショップからくるのは、生後2カ月たってからですよね)からシャンプーができます。体温調節が上手にできないので、寒くないように気をつけてあげてください。