ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

ロコモテイブシンドローム

先日、日大の整形外科の枝村先生のセミナーにいってまいりました。
そこでのハナシです

人間で、ロコモテイブシンドロームという運動器症候群が提唱され、(つまり、メタボと同じで)整形外科に予防的概念が導入されています。

運動器の障害は、健康寿命の短縮になるからです。

犬猫の世界でも、この概念がとりいれられつつあります。

実験で同腹のラブラドールで調査した結果、変形性関節症の犬は、無治療の場合と、治療した場合を比較して、無治療の犬は11歳、治療した犬は13歳という寿命の違いがあったそうです。

ストレスは万病の元、

シニアになると
犬の44.3%が変形性関節症や変形性脊椎症
 大型犬は74.2%
猫は61.8% なんと、スコテイッシュホールドは100%が骨関節症にかかっているというデータがあるそうです。

大事な犬猫さんが健やかに健康寿命をまっとうしてもらうためには、骨関節症のケアがとっても大事なんです
そのためには
予防です。
変形して、関節炎になってからは遅い、軟骨保護のケアです(注射や薬)
痛くなったら、痛みのコントロールが大事なんですね

関節とは関係のないハナシですが、
トイレにオルゴールをおいてみました。
河口湖のオルゴール館がトイレに飾っていたので、
なるほど、トイレのくつろぎタイムにいいなって思って
おいてみたら、すごーっく、気持ちのよいトイレタイムになりました。音消しにもなるかも。お試しあれ

河口湖のオルゴール館
犬ははいれません。
オルゴールというのは、日本語で
英語だと、ミュージックボックスというそうです