アレルギーと逆くしゃみ
逆くしゃみとは
発作のように突然おきる
苦しそうに首を伸ばして、ブーブー、フガフガと、鼻の奥からだします
軽ければ、数回でおさまります
口をあけずに、くしゃみするような感じです。重症化すると、数分から数十分続き、発作の最後は、口を大きくあけて嘔吐するような姿勢をとってえずき、そのあとぐったりしたりします。
原因は
鼻に問題があったり、シニアなら、腫瘍だったりアレルギーの関与があるといわれています。
多い犬種は
1歳未満のチワワ、キャバリア、イタグレなど
原因は
病的な原因は見つからないことが多いです
ですが、
成長してから発症する犬猫さんの場合は
鼻の空気の通り道(後鼻孔、鼻咽頭部)が狭くなっている、閉塞しているといった病気の可能性があります。(もともと、鼻道が狭いのが年齢をへて、さらに狭窄が進んだのか、炎症か、腫瘍か、ということです)
検査は
レントゲン
CT,MRI(全身麻酔)、
とくに、内視鏡検査が有用(全身麻酔)
シニアで鼻の長い犬種で、突然、こういう症状がでて
いびき、鼻水が多い、鼻血がでる
といったことがあると、
腫瘍の可能性も否定できませんので、ご注意ください。