ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

肝臓が悪くても症状でるのは、おそい

肝臓の病気が進行して、肝臓の機能が70-80%失われるまで、臨床症状がでないことが多いといわれています。

肝臓が悪くなると

嘔吐下痢の消化器症状

神経症状(アンモニアが脳にいくから)

黄疸(結膜が黄色くなったりする)

腹水

体重減少

多飲多尿

血液がとまりにくい(血液凝固障害)

 

肝性脳症といって毒素やアンモニアが脳にいってしまうと

頭を壁におしつけたり

よだれ(猫に多い)

旋回

運動失調

傾眠

発作や昏睡

 

病気になると、どうぶつも、飼い主さんもつらい、、、

でも、病気になるのはだれのせいでもない

ですが、

子宮蓄膿症と乳腺腫瘍は、発情が来る前の早期に避妊手術をしておけば、防げる病気です、、海外では、2か月くらいで手術をしてから、飼い主さんのところに子犬がいくので、こういう病気になって悲しい思いをしなくてすみます。日本も早くそうなってほしいものです

ちなみに、オーストラリアンラブラデウートルのブレンデイくんは、生後2か月で去勢すみです。(千葉のひめはるの里というところで買いました)

今日は、父母アンデイくん、とと太などなどが眠るお墓参りにいきましたが、

ふたりとも、お参りの自覚なく、遊んでばかりです

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