ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

変形性関節症と体重

シニアになると、変形性関節症にかかる犬猫さんが多いですが、
とくに、体重が増えると
関節に負担がかかりので、変形性関節症が進行しやすいといわれています。

肥満

関節が痛くなる

歩かなくなって関節を動かさない

関節の可動域が小さくなり
筋肉の萎縮

さらに歩きたがらない

運動量が減って
さらに体重が増える

変形性関節症が進行

痛いから歩かない

という負の連鎖がおきます。
軟骨細胞は、関節軟骨に負重がかかると、
関節液の中の栄養成分を取り込むことができるため、
関節を動かさないと、栄養がとれないので、
動かないと
さらに軟骨が変性するといわれています。

そうならないためには
食事管理と
あとひとつ、
甲状腺機能低下症という代謝がおちる病気があります。
この病気だと
どんどん体重が増えて
さらに神経の萎縮もおきるので、
歩けなくなることもあります。
食べ物は同じなのに、どんどん体重が増えているとしたら、
ただの肥満で歩かない、、ではなくて
ほかに病気があるかもしれませんね


おうちのワンと一緒に歩こう!!