変形性関節症と体重
シニアになると、変形性関節症にかかる犬猫さんが多いですが、
とくに、体重が増えると
関節に負担がかかりので、変形性関節症が進行しやすいといわれています。
肥満
↓
関節が痛くなる
↓
歩かなくなって関節を動かさない
↓
関節の可動域が小さくなり
筋肉の萎縮
↓
さらに歩きたがらない
↓
運動量が減って
さらに体重が増える
↓
変形性関節症が進行
↓
痛いから歩かない
という負の連鎖がおきます。
軟骨細胞は、関節軟骨に負重がかかると、
関節液の中の栄養成分を取り込むことができるため、
関節を動かさないと、栄養がとれないので、
動かないと
さらに軟骨が変性するといわれています。
そうならないためには
食事管理と
あとひとつ、
甲状腺機能低下症という代謝がおちる病気があります。
この病気だと
どんどん体重が増えて
さらに神経の萎縮もおきるので、
歩けなくなることもあります。
食べ物は同じなのに、どんどん体重が増えているとしたら、
ただの肥満で歩かない、、ではなくて
ほかに病気があるかもしれませんね