抜歯の併発症
犬猫さんの葉の治療は、スケーリングと抜歯につきます。
ハミガキしていても、残念ながら、歯石がつきます。
歯周病の予防のためには
アメリカ動物病院協会では、犬猫のデンタルケアのガイドラインというのがあって、
そこでは、
小型犬は1歳、大型犬は2歳のときに全身麻酔で、まずは歯の検査と口の中の洗浄が推奨されています。
そして、麻酔をかけて6か月ごとに検診、最低でも1年に一回、歯肉炎があれば、6か月ごとに、歯周病があれば、3-6か月ごと、重度歯周病があれば、1か月ごとに
麻酔をかけて、口腔内の洗浄が推奨されています(人間の歯医者さんも4か月ごとに、スケーリングにこいっといわれますよねえーー。それと同じですが、人と違って、毎回、麻酔をかけるってことが大きな違いです)
麻酔をかけて、グラグラしている歯や重度の歯周病の原因になっている奥歯の抜歯をしますが、
そのときの併発症があります
①医原性額骨骨折
あごの骨が折れるってことです
②眼球への損傷
上あごの犬歯をぬくときなど
③菌血症
口の中のバイキンが体の中にはいってしまう
④出血
など