心臓病になったら、痩せちゃだめ!
心臓が悪いから
ダイエットしないと、痩せないといけない、太らないようにしないと、
咳がでるから、散歩しちゃだめ、、、
なーんって、思っていませんか?
まったくの逆なんです。
日本獣医生命大学の循環器専門の先生のセミナーでの講義内容です
心臓病になったら、
1.痩せないように、タンパク質をしっかりとること!
なぜなら、
1キロやせると、1キロの脂肪が落ちるというのではなく、たんぱく質も減るのです。
そして、
心臓を動かしている心臓の筋肉はタンパク質からなります。
だから、
ダイエットすると、心臓の筋肉までおちてしまうからです。
良質のタンパク質を、体重が維持できて、痩せないように
しっかり食事をとることが大事です。
2.適度な散歩をすること
運動をしたほうが、心臓病の進行を防ぐ効果があるというデータがあります
適度な運動をすることは、犬にとっても気分転換になりますし、喜びますので、
犬が散歩にいきたがるようでしたら、連れて行ってあげましょうーー
太りすぎると関節に負担がかかり、運動ができなくなりますので、食事はしっかりとることは大事ですが、
肋骨がさわれるくらいの中肉中背が、ちょうどいいですね。
3.心臓病に限らず、ガンや、慢性疾患などにかかると、やせてきます。
そうなると
顔のまわりの脂肪や筋肉がおちますので、
顔がちいさくなったり、眼がいやに大きくなります。
あら、最近、うちの子、眼が大きくてかわいくなった、なんて、喜ばないでください。
病気になっている可能性がありますから
リンパ腫の犬も太っていたほうが、長命というデータがあります。
小太りくらいのほうが、いいみたいです。
過激なダイエットをしないように、犬猫さんが楽しく毎日のお食事を楽しめるよう、気をつけてあげてください