猫のためのｲﾝｽﾘﾝ

ｱﾒﾘｶでは５年前に発売されている、
猫用のインスリンがついに、今年、発売予定となりました。
国内での承認に３年もかかったそうです。もっと早く発売してほしかったですね。

特徴は
１）持効型ｲﾝｽﾘﾝで、ﾋﾟｰｸは注射後６-８時間で、作用時間は１０-１８時間
　
２）１日二回、皮下注射
３）専用のｼﾘﾝｼﾞがついているので、少ない量のインスリンにも対応している
４）遺伝子組み換えヒトｲﾝｽﾘﾝなので、感染のﾘｽｸが低い
５）開封後、２か月間冷蔵保存して使える
　（人間用は室温で１か月）
６）高品質で安定的供給が可能になっている
（現在、ﾒｰｶｰは在庫きれにならないように、輸入してためているそうです、）
　使っているインスリンが在庫きれなんてことになったら、ｵｵﾄｺﾞですものね

先日、病院にお電話でﾌﾞﾛｸﾞの内容について、メールで質問状を送りたいという問い合わせがありました。
遠方なので来院ができないとのことでしたが、
診察しないで、電話だけで、みたこともない犬猫さんの病気のご相談は、診断を誤り、不慮の事故につながる可能性もあるので、基本的には承っておりません。
また、個々の病気の解説を電話にてお答えするのは、業務に支障がでるので、承っておりませんので、ご理解とご協力をお願いいたします。
このﾌﾞﾛｸﾞは、犬猫さんの飼い主様、当院の飼い主様の情報提供の一助となることを期待して、書いております。ﾈｯﾄにはいろんな情報があふれていて、正しい情報の入手、誤った情報の取捨選択が難しくなっておりますので、獣医師という有資格者という立場で、飼い主様にできるだけ有意義で正確な情報をご提供したいと思って、個人的なﾌﾞﾛｸﾞであることをお断りしておきます。