血液検査の続き
血液検査でわかること
まずは、
腎臓
①BUNが高い
腎臓の機能が落ちている
逆に低すぎると肝臓の機能が落ちている
②CRE
高いと腎臓の機能が落ちている。ただし、筋肉が少ないとあがりにくい
BUN/CRE比が、正常では10-20
③Na(ナトリウム)
遠位尿細管の再吸収不全で低下
④カリウム
排泄ができない、乏尿性腎不全、慢性腎不全末期に上がります
食べないと下がります
インスリンをうっていると、下がります
⑤アルブミン
肝臓が悪いと低いです
ネフローゼ症候群という腎臓の病気でも下がります
⑥コレステロール
ネフローゼ症候群で上がります
肝臓が悪いと低くなります
クッシング症候群でも上がります
(ネットから拝借)
ネフローゼ症候群とは、尿の中に大量の蛋白質が出てしまい、それに伴って血液中の蛋白質が減少するため、浮腫ふしゅ(むくみ)、血液中のコレステロールなどの脂質の上昇等が現れる病気です。
この症候群は、いろいろな腎臓の病気によって起こり、原因疾患はひとつではありません。腎臓自体に病気が起こりネフローゼ症候群となる一次性(原発性)ネフローゼ症候群(表3.)と、糖尿病腎症、膠原病こうげんびょう、アミロイドーシスなどの全身の病気の随伴症状としてネフローゼ症候群が起きる二次性(続発性)ネフローゼ症候群(表4.)に分けられます。