ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

塩分の多い食べ物

人間の食べ物をあげてしまう

そのときに、塩分多いからきをつけましょうーー

っといいますが、

実は犬猫さんは、昔ほど塩分をしなくてもいいといわれている、塩分非感受性の生き物、、

ネコ、トラといった肉食動物(イヌも肉食系雑食)は捕食動物なので、獲物の肉をたべます。これは草と違って塩分が含まれています。だから、腎臓がナトリウムを排泄するように体の構造ができています。過剰なナトリウムは蓄積しにくい(食塩非感受性)。もちろん、正常な腎臓機能がある場合です。腎臓の病気になると、このメカニズムがうまく機能してくれなくなりますので、ナトリウムのとりすぎは注意しないといけません。


ですが、利尿剤を使うくらい心臓が悪くなったり、腎臓が悪くなったら、塩分に気を付けないといけないのです。

そこで、塩分の多い食物といったら、

400キロカロリー中の塩分の量をみると、

  じゃこ  5648㎎(353グラム)
  ヒト用のビーフジャーキー 2413㎎(127グラム)
  ロースハム 2040㎎(204グラム)
  プロセスチーズ 1298㎎(118グラム)
  ササミ 140ミリグラム(350グラム)
  まぐろ 156㎎(320グラム)

ちなみに、
心臓用の食事
 ステージ1 心臓サポート1 220㎎
 ステージ2 心臓サポート2 100㎎
 シニアの維持食にわたしがおすすめする、心臓・関節サポートは 210㎎

お食事に、ササミのトッピングしている方が多いですが、カロリーと塩分も配慮してあげてくださいね。ササミも塩分ゼロではないのです。


クリスマスケーキも、
塩分とカロリーに気を付けて、
でも、たまには、いいかなーって思いますよね。
1年に一回くらい、別に、、