プードルに毛玉ができやすいわけ
炎症もなくて、ただ、毛がうすい、という病気に
非炎症性の脱毛症というのがあります。
チワワに多いですよね
先天性乏毛症だと、生後6以内に起こることが多いです
そして、黒色被毛脱毛症は、淡色被毛脱毛症に比べて若い犬に多い。
被毛のサイクルは、犬種によって異なります。
プードルといった、毛が伸びて、毛が落ちにくい犬種は、
ヒトと同様に被毛の成長期がほとんどで。プードルは98%が成長期の段階の被毛(ヒトは85%)なので、(アラスカンマラミュートは9%)被毛の手入れをしないと、
どんどん毛が伸びていくので、ボサボサになり、からまって毛玉になってしまうので、お手入れが必要だということですね。
(この写真はネットからです。さすがに当院には、ここまでひどい状態のプードルさんはいらっしゃらないです)
毛玉って、被毛がつっぱって、痛いし、痒いし、
犬にとってもつらいことです。皮膚炎の原因にもなります、この毛玉をとかしてとるのは拷問のような痛みになりますので、バッサリとバリカンで刈ったほうが、犬のためにもなります。
毛を伸ばしたいから、短くするのはいやだとおっしゃる方もいますが、毛はすぐに伸びますから(98%成長期の被毛ですからね)、それよりは苦痛のないよう、バリカンで短くしたほうがいいですね。
毛を伸ばしたい、ふわふわが好きということで、毎日、ブラッシングをして、毛玉ができないようお手入れされている方もいらっしゃいます。
おしゃれは努力とガマンなのです!!