痛くなったらすぐ、セデス?
痛くなってから、痛み止めを飲んでもきかないといわれています。痛くなりそう、そんなときにすぐに飲むと効果があるのが、痛み止めですね。
先制鎮痛が大事!
ですが、
動物の場合、
痛くなったのが、症状として現れて、はじめて気づくので、
痛くなりそうなときに先に投薬するというのは、難しいですね。
そこで、
慢性の関節炎で歩けないシニアワンコや、
口内炎で慢性的に痛くて食べれない猫さんのため、
やぱり、痛くて歩けない、食べれないというのは、つらいし、ストレスになります。ストレスは万病の元ですから、この悪循環をたちきってあげたほうが、長生きのためには有効ではないかと思います。
ですが、痛み止めといっても、
動物用非ステロイド消炎剤となりますが、
これをずーっと飲むのは抵抗がある方が多いです。。
それに、非ステロイドの薬は、正常な胃の粘膜のバリア
の維持にかかわるCOXというところを、阻害させるので、
胃腸が悪くなりやすいです。
そこで、
メーカーの方から教わったのですが、
24時間血中濃度を持続する消炎剤を、
少しづつ漸減して飲ませていく方法です。
2週間ごとに20%減らしていくのです。
こうすれば、鎮痛に必要な血中濃度を維持できるので、
少ない投与量でも、鎮痛効果が持続するので、
シニアワンコや口内炎の猫ちゃんの長期間投与でも、副作用が少なく安心ですね。
この非ステロイド消炎剤と一緒に飲んではいけない薬があるのは、いうまでもありませんので、ご注意ください。