ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

フリーズドライの生食

野生の肉食動物は、獲物を、肉、血、腸、胃、骨まるごと食べるのが本来の習性です。そして、食べたら、横になる、食べ過ぎない、

犬は雑食動物といえども、肉食動物です。
ドックフードは、総合栄養食なのですが、野生動物本来の食生活をすべて反映しているわけではないです。
猫は、犬よりも肉食です。

というわけで、

わたしは、ドックフードは、栄養的にはいいけれど、大豆や繊維を多く含むダイエットフードは、体の免疫力を高めたり、大型犬の胃捻転の防止には、いかがなものかと個人的には思っています。


肉食なら、スーパーで売っているササミをあげればいいじゃないかという考え方もありますが、
それでは、肉食動物本来のナマ食という概念から、少しずれます。
スーパーで販売されているお肉は熟成されたものなので、新鮮というわけではないのです。

では、毎日がんばって、栄養学的にパーフェクトな手作りフードをつくってあげればいいのでしょうが、そこまでのマメさと愛が足りない、、のが現状です。


そこで、わたしがアンデイくんと、猫のとと太に、普段のフードにトッピングしているフードがあります。


フリーズドライのナマ食です。
ニュージランド産の製品です。
K9ナチュラル、フリーズドライペットフード」というものです。

これを選んだ理由は

①農業国のニュージランドで生産されていること。
いぜん、オーストラリアに旅行したときに、ガイドさん、いわく「偽物つくるほうがお金がかかるから、オーストラリアにはニセモノはない」そうです。
農業国なのに、わざわざ、中国から原料を輸入する可能性が低いから、安心ではないかと(その点がアメリカと違っていますよね)

②犬が元来消化しにくい穀物(小麦、コメ、トウモロコシ、大豆など)を使用していないこと。
穀物が多いドックフードを食べたあとに、激しい運動をすると、大型犬は胃捻転を起こすリスクが高まります。

③羊の胃をまるごとフリーズドライにした、「グリーントライブ」は、自然のプロバイオテイックがはいっているからです。
プロバイオテイックは、免疫力を高め、消化を助け、抗腫瘍効果も期待できるといわれています。


うちのアンデイと、とと太食べています。

当院でも販売しております。

分かれ道

人生は常に選択の繰り返し、、by アンデイ