年をとるとどんな変化がおきるかーー
加齢による体の変化(身につまされますが、、)と栄養についてお話します。。
年をとると
食欲がおちる(おちない子もいます)
嗅覚がおちる(だから、食欲が落ちる)
唾液、異液の分泌がおちる(消化が悪くなる、おなかが弱くなる)
吸収の低下
利用の低下(肝臓の代謝能力がおちる)
老廃物の排泄能力の低下(肝臓、腎臓)
栄養素に対しての要求が増加(亜鉛など)
やせ細った子から肥満になる子など、体重の増減
加齢に伴って太りやすくなります(ああ、身につまされますーーー)
原因は
・甲状腺ホルモンの低下
・性ホルモンやカテコールアミンの変化
・運動量の低下
肥満になると、インスリン抵抗性になって、糖尿病になりやすくなったり、心臓や呼吸機能に影響を与えます。また皮ふのトラブルや整形外科疾患の原因にもなります。
心臓や肝臓、腎臓が悪くなりますと、あるいは、腫瘍ができたりしますと、体重が減少していきます。とくに、猫さんは、高蛋白摂取の肉食動物なので、犬よりもタンパクを必要とします。食事からとるたんぱくが少なくなったり、腎臓が悪くてタンパクが尿にでていったりしますと、筋肉が失われ、体重がひどく減っていきます。