狂犬病予防接種のお値段

４月から狂犬病予防接種の時期になりました。ワンコと一緒にお泊りしたり、ドックランにいくとき、この予防接種を受けていることが条件になっています。
また、法律でも飼い主の義務とされています。
ですが、年々、この狂犬病の予防接種率が低下しているとのことです。海外が身近になったいま、いつ、狂犬病が上陸するかわかりません。世界で狂犬病のない国は少なく、台湾、アイスランド、オーストラリア、ニュージーランド、 フィジー諸島、ハワイ、グアムと日本の８つだけです。（みーんな島国ですね）
あれ、イギリスは？？って思って調べましたら、（たしか、清浄国だったはずー？？）

ネットから
イギリスでは、1996 年にコウモリから狂犬病ウイルスに類似したEuropean bat lyssavirus 2 が分離され、さらに、ユーロトンネルの開通でフランス等からの狂犬病の侵入の可能性が危惧されている。そして2002年に、1902年以降はじめて、イギリス国内でコウモリ（Myotis daubentonii）から前述のEuropean bat lyssavirus 2 のウイルスによる死亡者が発生した。

狂犬病にかかったら、まず助からないといわれています（世界で助かったのは１人だけ、、）。神経毒なので、それはそれは苦しんで死んでいくそうです。
そして、狂犬病の人間用のワクチンは１回で15000円もして、３回うたないといけません。

ですので、当院では、狂犬病のワクチンを、より多くのワンコに受けてもらいたいので、公園での集合注射よりもお安く提供することにしました。
集合注射が3000円ところ、2500円（プラス消費税）にしております。（お気軽にご相談ください。町田市と川崎市は、市への手続きを代行しております）
公園での集合注射は、犬がたくさん集まることで、犬同士の接触で思わぬ咬傷事故もあり、また衛生面でも問題があります。
そして、なによりも、大事なことは、ワンコさんの体調がよい日と関係なく日時が決められてしまうことです。
ワンコさんの体調のよい日を選んで、衛生的にワクチンをうつことをおすすめいたします。