ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

英国ブルドックに多い病気

大型犬で、独特の表情がたまらない、温厚で穏やかなワンコです。暑さに弱いので、日本の夏は試練のようです。

上のふたりは、ラブラブなカップルさんです。

ブルドックさんに多い病気

① 心臓疾患(先天的異常)
② 皮膚
  鼻口毛包炎、足皮膚炎(雄に多い)、
  全身性アカラス、
  季節性(春、秋)腹部脱毛症、 
  しわの間の皮膚炎、
③ 甲状腺機能低下症
④ 口蓋裂
⑤ 整形外科疾患
   肘突起癒合不全、先天性肘脱臼、
   股関節形成不全、短尾奇形、
⑥ 先天性難聴、水頭症、脊柱管狭窄、
⑦ 原発性脳腫瘍
⑧ 眼
  眼瞼内反、ドライアイ、チェリーアイ、
  難治性角膜潰瘍
⑨ 異所性尿管など(おもらしします)、
⑩ 尿石症(シスチン、尿酸)
⑪ 難産(骨盤が狭く、胎児は頭が大きいので、
  帝王切開になります)
⑫ 停留精巣(カタタマってことです)
⑬ 気管発育不全(ゼーゼーしている短頭種)
⑭ 短頭上部気道症候群(のどのところが
  狭くなって、息をすうときに、
  ヒューヒューいったりします)
⑮ リンパ肉腫(6-7歳の中年のとき)
⑯ 軟骨無形性症(頭と四肢、品種標準で
  しかたがありません)