犬猫同伴の海外旅行と狂犬病予防接種
犬猫を連れて海外へいかれる方、帰国する方などからご相談をうけることがあります。イギリスなど狂犬病発生国でないところからの帰国はスムーズですが、アメリカなど狂犬病発生国からの帰国はややこしいです。マイクロチップをいれたあとに、狂犬病の予防接種を2回、狂犬病の抗体検査、さらに、そこで180日間飼養とか、ややこしいです。日本から犬猫がでていくときは、動物検疫所で検査を受けるくらいで、日本政府は犬猫がでていくのをとめないようで、簡単ですが、行きはよいよい、帰りはこわいという図式です。
狂犬病の予防接種率が年々下がっていると聞きます。狂犬病は潜伏期間が長く、感染犬(犬だけでなく猫も哺乳類すべて感染します)に咬まれると、治療方法はなく、それはそれはたいへん苦しんで死んでいくと聞きます。狂犬病の予防は、犬の飼い主の義務として法律に定められていますが、自分とワンコを守るためにも、マナーとしてやっぱり、接種してほしいものです。日本で最初の狂犬病発症のワンコの飼い主になってしまったら、きっと一族郎党まで村八分をうけるかもしれません(時代錯誤な言い方ですが)、、