ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

皮膚病とシャンプー

暑くなると皮膚のトラブルが増えます。犬の皮膚病の大半(60%)は膿皮症といわれています。皮膚のバリア機能が低下したことによっておこります。ほかの犬や人間にうつることはありません。原因のひとつに、人間用の酸性のシャンプーで洗ったため、菌交代が起こることによって皮膚のバリア機能が低下して、発疹や赤くなったりします。動物用シャンプーは皮膚のPHにあわせて中性になっています。たかがシャンプー、されど、シャンプーです。わたしたちがお肌にあわない化粧品を使わないようにするのと同じです。ぜひ、動物の皮膚にあったシャンプーを使ってあげてください。