ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

心臓の手術

人間でしたら、心臓が悪くなったら、 ペースメーカーいれたり、 バイパス手術したり、 心臓の外科手術というのが、メジャーになっていますが、犬猫の世界では まだまだ、 大学病院や循環器専門病院など限られたところだけです。犬に多い僧房弁閉鎖不全という病気 薬…

胃捻転になりやすい犬

胃が捻転してしまう病気があります。すごーーーい、エマージェンシーの緊急手術が必要です。手遅れになるとショックをおこし、DICになり、死亡します。なりやすい犬は大型の胸の深い犬 ジャーマンシェパード グレートデン スタンダードプードル アイリッシュセッター ゴールデンや、ラフ…

犬も歩けば棒にあたる

先日、みなとみらいで夜のセミナーがあったので、早めにいってアンデイくんとお散歩しました。、赤レンガから、山下公園をとおって、元町まで往復しました。もうすぐ、13歳のアンデイくん、がんばって歩きました。 元町の家具屋さんの店頭でみつけたのが、 あ、お会計…

箱根仙石原の日帰り温泉

じゃらんで、 日帰り温泉を予約していったら、なんと、予約を宿の人が知らないとのたまいまい、 びっくりしましたが、 まあ、 幸い利用できました。TVで、事前に予約の電話したのに、当日いってみると、予約ははいっていないという宿トラブルが報道されていま…

新しいアトピーの薬が発売されます

昨日は6月に新しく発売される新薬のセミナーにいってまいりました。 (メーカーいわく、辛い痒みから解放されて、すがすがしい顔になったウエステイーだそうです) 痒い痒い つらいですよねこの辛い痒みから解放してくれる、新しいお薬がでました。 アトピー性皮膚炎や食物アレル…

猫のリンパ腫は、発見がおくれる

猫の悪性腫瘍のなかで、リンパ腫が最も多いといわれています。 消化管型のリンパ腫が多いため、外見だけではわからないのです。 猫は犬よりも我慢強く症状をみせないので、 病気が進んで初めて気づくケースが多いです リンパ腫にはいろいろあって、①縦隔型リンパ腫…

スペイン家庭料理の店

ご近所に隠れ家みたいなスペイン家庭料理の店ができました。 なんと ランチのグラスワインが300円で、とっても美味しくてリーズナブルなお店です内装もシックで落ち着けるお店です 小粋なエントランス 予約制です コシーナデテイナ http://www.cocinadetina.com/ コシーナとは台所と…

ジステンバーウイルス

毎年、追加接種するワクチンには、ジステンバーウイルスがあります。この病気は実際に、まだ、国内にあるウイルスですので、予防が大事です1)感染経路 口、鼻からウイルスが侵入することで感染します ①飛沫(ヒマツ)感染 :感染したイヌのくしゃみなどの飛沫を空気と一緒に吸い…

NGな耳のお手入れ

耳が痒い いらいらしますよね 外耳炎の原因には 不適切な食事 食物アレルギー 耳の中の毛が多い 耳の中が、もともと狭い(フレブル) アトピー ポリープ 耳垢腺の過形成 耳を掻き壊して慢性化して中耳炎を起こしている そして 間違った耳のお手入れも原因をつくっていま…

シニアになたら、シニア用のフード?

シニア(7.8歳以上) になったら、 シニアフードに切り替えたほうがいい? わたしは、単純にそういうことではないと思います。 今食べているフードで健康が維持できているのであれば、 あえて、いきなり変更する必要はないですが、たとえば 体重がふえてきた 関節…

シニアになると、呼吸器が弱ってきます

人間も年を取ると、肺炎になったり、呼吸器が弱ってきますよね。どうぶつもそうです大型犬(とくに、ラブラドール)は、7歳から後天性特発性喉頭麻痺がおきやすいといわれています。ぜーぜー、ガーガーしだしたら、注意が必要です短頭種(ブルトックやパグなど)…

舌の色が白い

突然、舌や歯茎の色が蒼白になっている ぐったりしているハアハアしているいかにも、具合が悪そうな状態これは、命にかかわる危険なことになっている可能性があります。考えられる原因は 循環が悪くなっている(心臓が悪い、慢性心不全の末期) 肺に水がたまって…

動物看護士

国家資格ではないのですが、 動物病院で看護の仕事をする職業があります。動物看護士といって、 各種学校で2年間お勉強してから、動物病院に就職します。今年から、わたしは、月に一回、動物看護士を養成するスクールで動物の病気や看護についてレクチャーするこ…

シニアになると、眼の病気が増えます

人間と同じように、犬猫さんもシニアになると、 からだのあちこっちにガタがきます、、、 年取ったせいか、散歩でも、あんまり、歩かない、ゆっくり歩く、足をひきずる、など、関節の病気に気づくのは早いと思いますが、関節炎だけではなくて 眼もダメージをうけま…

心臓の病気

8歳以上の小型犬の90%以上に心臓の病気(僧房弁閉鎖不全症)があり 中年の猫の14.5%に肥大型心筋症があるといわれています。 心臓が悪くなると 循環がわるくなって腎臓や肺もダメージをうけます心臓がもっと、悪くなると 自律神経の異常や不整脈、 神経調節…

シニア猫のつらい悩み

猫ちゃんも、年を取ると 人間や犬と同じように 関節炎に悩まされます 犬と違って、散歩しないし、 猫ちゃんは、犬よりも我慢強いので なかなか気づかたないと思いますが、 1)ジャンプできなくなった キャットタワーに登らない 2)高いところから飛び降りない 3)…