ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

室内飼育でも寄生虫にかかります

室内飼育の猫ちゃんだから、感染症や寄生虫にはかからないって思っていませんか?それが、 違うのですイエバエやゴキブリから 回虫蚊から(マンションの上層階でも、エレベーターにのって、蚊がやってくる) フィラリアノミから バルトネラ、ヘモバルトネラ 日本の砂場には回虫卵…

薬をあげるときの裏技

薬を飲んでくれない そりゃあ、そうです。よほど食欲がないと、 なかなか、どうして 良薬は口に苦しですから、でも、 病気を治すにはやっぱり、お薬をのんでもらわないとそこで 松木トレーナーさんから伝授された裏技食欲がないときに、 おすわり、まて、ふせ のト…

動物病院でしか買えないワンランク上の予防薬

要指示医薬品なので、ペットショップなどでは買えない、すぐれものの予防薬があります。 皮膚病のワンの治療にもなるのですレボリューションという背中につけるだけの薬です。なにがいいかといいますと①なんといっても、背中につけるだけの手軽さ背中につけるだけな…

本当にこわい低アルブミン血症

血液検査をしたとき、 アルブミンが低いですっていわれたら、 かなり、 要注意です。1)アルブミンとは、肝臓のみでつくられる大きな分子量のたんぱくです。 半減期は8-10日です。(つまり、1、2日絶食したくらいじゃあ、血液中のアルブミンはさがりません。この数…

シルバーウイークが終わって

シルバーウイークが終わりましたね 皆様、いかがお過ごしだったのでしょうか。 連休は晴天に恵まれ、 今は雨ばかりになりました。暑さ寒さも彼岸まで、、 季節の変わり目は人間も犬猫も体調を崩すことが多いです。 人間で、アンチエイジングということで、ゴマのパワー…

肝臓のためのハーブの薬ーー シリマリン

肝臓のためにきく、ダイレクトなお薬って少ないです。肝臓のために各種のサプリがでていますが、 そのひとつに シリマリンという成分これは、ドイツでは医薬品として認可されています。慢性肝炎、肝硬変、虚血性肝障害、胆汁排泄障害、肝炎を併発した糖尿病に効果があると…

サメ軟骨が腫瘍に効く理由

腫瘍の補助食品の代表例 アガリスク キノコのβグルカン そしてサメ軟骨理由は サメのガン発生率は100万頭に1頭(ストレスなさそうな、連中だから、、??)強力な発がん物質のプールで8年間飼育してもがんにならなかったというデータがあるそうです。そしてサメは軟骨動物です。…

ロックハート城

イギリスのお城を移築したロックハート城にいってきました。 場所は群馬です カップルと犬猫連れにおすすめスポットです。高そうな調度品があるのに、犬オッケーというのが、 驚きでした。 シンデレラの階段だそうです。 大理石 貴族の犬のようです。 アンデイくん、GFのびーちゃん…

とと太のにゃらん旅イン水上温泉

水上温泉にいってまいりました。 犬も猫も泊まれるだいこく館というところに泊まったのですが、 平日なのに満室でした。 人気の宿のようです。 食事もおいしく、源泉かけ流しの内湯もあって、 よござんした、、 宿には、ペット用の源泉かけ流し露天風呂 渓流沿…

ポメハゲの薬

原因不明で脱毛してしまう、病気 ポメハゲ(alopechia X) という脱毛症があります。 発現機序は不明ですが、性ホルモンが関与しているといわれています。 バリカンでポメラニアンを刈り上げてしまうと、毛がはえなくて、はげたまま、、、 なんてトラブルがあります。 だ…

シュウ酸カルシウム結石のできやすい食事

フードでは解けない厄介な膀胱結石のひとつ、シュウ酸カルシウム結石です シュウ酸が豊富な食事を与えないように気を付けないといけません具体的にはホウレンソウ 大豆 イワシ サツマイモ キャベツの芯 食事のミネラルバランスが悪い(マグネシウムやリンを制限しすぎているなど) アスコルビン酸…

犬の咳

よくくしゃみをする(鼻水はでていない)、実は咳だったということがあります。 吐きそうで、吐かないような かっ というのは、 咳なのです。 シニアになると、犬は心臓が悪くなりやすいです 咳の原因は僧房弁閉鎖不全症で 左の心臓が大きくなって それが 気…

肛門嚢炎

肛門腺というのが、うんちがでてくる穴の肛門の左右にあります。 つまりにおい袋でして、 ここにアポクリン腺や脂腺の分泌液がたまる袋が2つあるのです。(肛門の4時と8時の方向にあります)普段は、犬猫さんは、うんちをするときに、ぴゅっとだしています。 …

肥満だと手術リスクがあがる

肥満の犬猫さんは、周術期(手術前・中・後)の死亡率は、通常体型の犬猫よりも高い。猫では3倍高いといわれております。理由はアメリカの論文によると肥満の犬猫は、内分泌系、呼吸系、心血管系の機能が慢性炎症時と類似する。これは、脂肪組織の血流不足によ…

猫のパルボウイルス感染症

犬のパルボウイルスは、猫にも感染しますそして猫には猫のパルボウイルスがあります。1)症状 子猫の場合症状は重篤で突然死の原因になります初期は、元気食欲がなくなり、発熱 口が渇くけれど、水が飲めない、 黄色い消化液の嘔吐二次的に細菌感染、脱水のため、発症…