ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ペットフードの選び方の注意点

アメリカの獣医栄養学の認定専門医の先生によると、 (会ったわけではありません。あしからず) ①フードを選ぶときに原材料をチェックして選んでいても そのフードの品質内容はわからないたとえば、鶏肉と書いてあっても 鶏肉が最高品質か、病気の鶏肉か、人間用にできな…

穀物不使用のペットフードの効果は?

アメリカの獣医栄養学の認定専門医の先生によると、 (会ったわけではありません。あしからず)市販のペットフードに書いてある、 穀物不使用や、グルテン不使用という表現は、 ほぼ販売戦略的な用語であり、ペットの健康には何の利益ももたらさない。ということだそう…

ヨーグルトメーカー

暑くなってくると、 食欲がおちるのが犬猫さん(人間のわたしは、食欲は落ちませんが、、、)で、いつものお食事にヨーグルトを トッピングしてあげています。市販のヨーグルトあげるのはもったいないので、 牛乳からつくる 手作りヨーグルトがおすすめです 牛乳だけなので…

猫が腎臓の病気になりやすい理由

猫ちゃんは、犬よりも慢性腎不全になりやすいといわれています。その理由は 1)体重あたりの腎臓の大きさが、相対的に小さい 腎臓当たりのネフロンの数は 牛400万個 人間100万個 豚125万個 犬41.35万個 で、猫はたったの19万個 体重が少ないとはいえ…

飲み水は毎日取り換えてくださいね

暑くなりました 犬猫さんに用意した飲み水も傷みやすくなってきます。飲み水の容器の水は 毎日取り換えてください下痢したり吐いているワンコさんたちが増えてきましたが、 季節の変わり目で体調を崩しやすいというのもあると思いますが、よくよく伺うと、取…

腸の長さ 犬と猫の違い

猫は犬よりも腸が短いです。 腸の長さは 猫は体長の4倍 犬は6倍 でも、猫は犬よりもタンパク質の消化吸収能力が高いです。 大腸は短く 盲腸は非常に短く、わずかに残っている程度ですあと猫はカプセルや錠剤が胃に届く時間が犬よりも遅いので、薬をのませるとき…

慢性腎不全の原因

加齢とともに腎臓の機能が弱ってくる猫ちゃんに多いですが、もちろん、犬も慢性腎不全になります。 原因はよく聞かれますが原因を本当に追及するには、開腹して腎臓の組織検査をしないとわかりません。 そこまで検査を希望する方はあまりいらっしゃらないで…

ダイエットにはダイエット療法食

体重が増えたから では、いつものフードを減らす過激なダイエットはお肌があれますよね、、 ということで筋肉がおち フケが増えて 毛づやも悪くなります。お食事の量を制限しすぎると、必要な栄養素も減らすことになります。 健康を損ねないで理想的なダイエットをするに…

映画シンデレラをみてきました。

デイズニーの話題の映画の実写版「シンデレラ」をみてきました。 映像はすばらしいです。 ゴージャスな舞踏会、スワロスキークリスタルをちりばめた青のドレス、ダンスシーン、馬車の魔法、ガラスの靴 さすが、デイズニークオリテイーでした。演じる俳優は、シンデレラに ダウントンアビーの…

肥満のリスク

肥満のリスクは メスはオスの1.3倍 去勢オスは、1.56倍 避妊メスは 1.88倍で、避妊メスの60%が肥満だというデータがあります。 ここでいう、肥満とは、 最適な体重の15%過剰ということです。 では、 最適な体重とはだいたい、おおむね太っていなかった 1歳…

犬はドカ食いする

中年になると、人も犬も太ってきますよね、、さてなんで太るのかもちろん わたしも反省しきりですが、 たくさん食べるから、、、です。犬猫さんの場合は、飼い主さんが与えた分を食べているわけなので、 この量を本人の意思と関係なくコントロールできるので、 わ…

不整脈の原因

心臓に問題なくても、診察台に乗って緊張したり、呼吸性の無害な不明脈もありますが、 心臓が悪くて生命をおびやかす不整脈もあります。不整脈の原因は1)心臓の先天的奇形(子犬のときから) 2)心臓の炎症 細菌性心内膜炎(歯石にご注意!!) など 3)…

ストレスケアの漢方

お留守番が多くて、不安定になったり、 お留守番のときに吠えて、ご近所から苦情がきて困っている 無駄吠えが多い 体が痒くてイライラして怒りっぽくなっていたり ちょっとシニアになって、認知症になっているみたいで、夜泣きしたり、 いつも、おどおどして、不安…

MRI検査のタイミング

てんかん発作をおこす、こういなったときに、 原因を調べるために脳のMRI検査をするのがいいのですが、高価な検査ですから、もちろん、全員が検査をしておいたほうが、いいとは思いますけれどね とくに、おすすめするケースは1)1歳以下の若齢2)6歳以上の…

肝臓の腫瘍

中-高齢犬になると、肝臓に腫瘍ができることが多くなるといわれています。1)症状は 進行するまで無症状であることが多いです進行すると、 ・おなかがふくれる ・低血糖(神経症状を起こす) ・食欲不振、嘔吐最悪のケースは ・肝臓の腫瘍が破裂する(救命は難…

愛犬といく初夏の伊豆バスツアー(日帰り)

当院のしつけ教室を主宰している、ドックトレーナーさんがコーデイネイトした、「愛犬と行く初夏の伊豆日帰りバスツアー」の参加者を募集しております。期日 2015年6月4日(木曜日) 参加費用 一人15000円(犬1頭の料金こみ) 朝7時に野津田公園を出発して(ここは、平…

死後検査

かわいがっていた犬猫さんたちが突然死してしまった。ショックですよね。 どうしても原因を知りたい となると剖検といって、死体解剖して、組織を病理検査して原因を突き止めることになります。この剖検をやってくれるところは、大学病院の病理検査室とか、限ら…

MRI検査ですべてがわかるわけじゃない

検査すれば、わかるのですか? 検査すれば、治るのですか?というご質問よくうけます。検査したら、すぐに治ったらいいですねー。たしかに。でも、 検査の種類はいっぱいあって、 そして、 全身麻酔をかけて、高いお金を払ってうけたMRI検査でも、すべてがわ…

正しいダイエットのしかた

肥満になってきたら、やっぱり、 食事療法では、 カロリー計算の方法ですが① 目指したい体重を考える(適正体重)たとえば、1年前の体重に戻す② 目指したい体重(適正体重)での安静時のエネルギー要求量(RER)を計算する RER(キロカロリー)⁼70×適正体重(㎏)0.75③ ②で…