ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

誰とでもウマがあうシマウマ

キリンとシマウマが、うじゃじゃいました。 シマウマは、みんなとウマがあうようで、 キリンと一緒にいたり、ヌーと一緒に移動したり、と思うと、ガゼルと一緒にいたりします。 だれとでも仲良しなのかもしれませんねーー (マサイキリンとグラントシマウマ)

弱肉強食の食物連鎖の輪の最下位にいるヌー

ヌーとシマウマのマイグレーション(大移動)に遭遇できました。150万頭くらいいるそうです(だれかが、数えているらしい) 写真では、あのものすごい数の動物たちの行列をお伝えできないのが、残念です、、ヌーは、「ヌー」って泣いているからヌーなのだ…

ライオンの親子

今回は、タンザニアのンゴロンゴロ自然保護区とセレンゲテイ国立公園にいってまいりました。 日本人でフィールドガイドとしてテレビ番組作成にも携わっている野田健太郎さんという、すばらしいガイドさんに同行してもらって、トヨタのランクルでオフロードを…

遠すぎる国タンザニア

実は、一生の願いである、念願のアフリカ旅行に行ってまいりました。首都圏直下型地震が来る前に、、、というところでしょうか。移動に片道24時間から30時間かかるので、アフリカでの日々は正味6日の8日間の旅でした。。。 乗り継ぎが、関空までいれる…

必要カロリーの計算

体重にみあったカロリーの計算方法は様々です。 運動の多いワンコ、減量の必要な犬猫さん、避妊や去勢しているか、年齢、妊娠中などで同じ体重でも増減します。 簡単な計算方法は、維持エネルギー要求量(生きていくのに最低限必要な量) 2(30×体重+70) …

ぶどう膜炎

目は、三層(外側から強膜、脈絡膜、網膜)の膜によって、形作らています。ぶどう膜とは、その中間の膜で、虹彩、毛様体、脈絡膜の3つの部位で構成されています。 ぶどう膜炎とは、この3つの膜の炎症がおきる眼の病気です。ゴールデンさんに多いです。・虹…

胃の運動低下

胃の運動が低下すると、慢性胃炎のように、よく吐きやすく、食欲も落ちます。原因は ・胃炎、胃潰瘍、胃拡張 ・異物(一番、こわいですね!) ・胃の手術後 ・腸炎、膵炎 ・糖尿病 ・脱水などで、体液バランスが崩れている ・胃の中の出口である、幽門が狭く…

ヘリコバクター胃炎

人間は、ピロリ菌の胃炎が多いようですが、犬猫さんは、ピロリ菌は少なく、ヘリコバクター胃炎は多いらしいとのことです。 犬猫さんの慢性胃炎の原因は様々ですが、アレルギー性、異物、薬、真菌、寄生虫などで、IBDという炎症性腸炎という病気であったり…

動物の大学病院

獣医学科のある大学には付属動物病院があります。ここでは、町の動物病院ではできない検査、CTやMRIをとって、精密検査をしてくれます。 動物が重篤な病気になっても、「大学病院までは、いいです」って躊躇される方や実験動物になるのではっ心配される…

肝臓の腫瘍とエコー検査

肝臓の腫瘍は、レントゲン検査だけでは発見が難しいです(肝臓の中までみれないから、大きさだけなので)エコー検査をしますと、肝臓の中に腫瘤があるかをみることができますが、残念ながら、それがどういう腫瘍なのか、良性なのか悪性なのかが判定できませ…

前肢をなめる

前肢をベロベロなめるワンコさんが多いです。 原因は、 ワンコさんは、ヒマだと(あたりまえですが)、手持ちぶたさで、ついつい目の前にあるもの(つまり、前肢の先!)をベロベロなめる。すると、口の中はバイ菌がいっぱい(犬の口の中の菌と便の菌は同じ…

フードの保管

最近のドックフードは無添加、無着色をうたっているものが多いです。そのぶん、開封すると、酸化して、いたみやすい可能性があります。 ドックフードは1か月以内で使い切るよう、なるべく小袋で購入したほうが、安全です。古くなると風味が落ちたり、いたみ…

皮膚は外部の脳

皮膚はいろんな役割を担っています。 皮膚は、外界との主な接触部であるため、「外部の脳」といわれているそうです。皮膚は、血液供給、筋肉や神経を含む末梢の感覚器官で、体の恒常性を保つ役割を果たし、心理状態に反応し(怒った猫は、全身の毛が逆立ちま…

体温

正常な体温は、人間よりも高いです。直腸で測るので、高めにでますので、体温が高いことに驚かれる方が多いですね。正常な体温の範囲 犬 37.8-39.5℃ 猫 38.0-39.5℃ ストレスや、病院にくるまでに走ってきたりといったことで、体温は上昇します。41.1度以下の…

脳梗塞と寒波

犬猫さんにも脳梗塞がおきることがあるといわれています。 文献から 「脳の梗塞または壊死は脳脊髄血管の閉塞が原因である。脳血管のアテローム性動脈硬化症の沈積物は、犬猫の慢性高脂血症性障害の合併症である」血管の自然破裂による脳内出血は、動物では…

リンパ腫

リンパ腫という悪性腫瘍がありますが、腫瘍の悪性度のグレードによって、予後は様々です。ローグレードは比較的長生きするといわれています(全身性のイヌニキビダニにかかったりしやすい)。 犬は、多中心型といって、全身のリンパ節が腫れるパターンが最も多い…

黄熱病のワクチン

立川断層の近くに住んでいるので、いつ直下型地震がきてもおかしくない地域の住民です。。「死ぬまでにしたい10のこと」という映画がありましたが、わたしは、「トラにさわること」、と、「アフリカのサファリにいって野生動物をみること」 です。 で、つ…

猫ちゃんの膀胱炎と尿検査

猫ちゃんの膀胱炎の原因には、細菌感染による炎症からくる膀胱炎と、感染ではない間質性膀胱炎があります。犬は、感染性の膀胱炎が大半を占めますが、猫ちゃんは、特発性(非感染性)膀胱炎が多いといわれています。 猫ちゃんの特発性膀胱炎は、治療がやっか…

念願の薬棚をいれました!

薬の種類が多くなって、ごたごた見苦しい状態になったので、念願の薬棚をいれました!(やはり、医療用は高いですねえーーー)メーカーさんがきて、組み立て ついに完成!! 薬品棚の出来上がり このために、倉庫を整理して、戸棚の奥にあった不要なものなど…