チョコレート中毒
カカオ豆が不作で2年後にはチョコレートが入手困難になるかもというニュースがありますが、
チョコレートやココアパウダーを食べると、、
毒性
テオブロミンという物質で
チョコレートだけでなく、レーズン、落花生、ピーナッツ、コーヒー豆にも含まれていることがあります。
テオブロミンの濃度は
ダークチョコレート>ミルクチョコレート
カカオ豆、ココアパダーには非常に高濃度
ココアもあぶないですよーーー
作用は、中枢神経の興奮と、細胞のカルシウム再取り込みを阻害して、心臓の筋肉と骨格筋の収縮性を増加させます
発症
2-4時間以内から6-12時間
症状
嘔吐、腹部圧痛、唾液分泌過多、多飲多尿、興奮、頻脈徐脈、運動失調、軽度の高血圧、ふるえ、チアノーゼ、
不整脈、腎機能障害
治療
胃を空にして、活性炭の繰り返し投与
中毒量は
ミルクチョコレート 14グラム/㎏
ダークチョコレート 3.5g/㎏
つまり、10キロの犬がミルクチョコレートを140g食べたら、危ないってことです。ちょこっとかじっただけなら、大丈夫です。
あとは対処療法(吐き気止め、点滴、鎮痛薬)
新横浜のドックラン