ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

猫の歯肉口内炎の原因

3歳以上の猫ちゃんの80%が歯周病になっていて、

歯の吸収病巣は60%といわれています

猫の歯肉口内炎の原因は

内科治療に反応しにくく、難治性口内炎になりやすいです。

治療は、切歯と犬歯を除いた、臼歯を全部、抜歯してしまうのがいいといわれています。

歯肉口内炎の原因は

 歯垢歯石による細菌感染

 ウイルス感染(エイズ、白血病、ヘルペス、カリシウイルス)

猫の歯肉口内炎の90%がカリシウイルス感染症があるといわれています。

歯肉口内炎の好発種は、シャム、アビニシアン,

アメショー、ソマリ、バーミーズ 

治療は

 全部の歯の抜歯

 といっても、全身麻酔なので、シニア猫ちゃんなら、対処療法として

 インターフェロンの投与

 レーザー治療

 ステロイドの投与

 サプリメント類

 

歯を抜いたら、お食事できなくなる?ってご心配あるかと思いますが、

それは、大丈夫なんです。

猫の臼歯は、歯がとがっていて、上の臼歯が下の臼歯を被うような形態をしています。つまり、ハサミの歯で物を噛み切るような形なので、獲物をとらえて、突き刺し、引き裂くために都合よくなっている歯なので、家猫がキャットフードを食べるときには、それほど、必要なものではないのです。

だから、食べ物を数回、かみきって、丸飲みしてしまうので、歯がなくなっても、食事に支障はないのです。

 

ミデイくん、野津田公園のドックランにいってきました。

先割れた枝がたくさんあって、大事な、あんよ、が傷つきそうで、とても走れるような代物ではありません。一生懸命、枝を拾って、捨てましたけれど、

ベンチもないし、、

狭いし

犬の公衆便所という使い道しかないですね。

いままで、ミデイくんと、いろいろなドックランにいってきましたが、あんなひどいところは

ほかにありません。

走らせるときは、先が割れた枝に注意してください。

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