ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

後天性重症筋無力症

神経筋接合部に抗体ができてしまって、筋肉がうまく働かない病気です

1)なりやすい犬種
 秋田犬、シェパード、チワワ、ゴールデン、など
猫は犬よりもなりにくいですが、アビシニアン、ソマリに多いそうです

2)年齢
 4歳齢以下、あるいは9歳齢異常

3)症状
 四肢の筋肉の筋力低下(竹馬様の歩き方)
 だんだん、歩行できなくなる
 後ろ足に多い
 
 巨大食道症で食べると吐出する(誤嚥性肺炎になる)

 喉頭機能や咽頭機能が低下すると、流涎や嚥下困難
 
 斜視
 声がでなくなる
 呼吸筋の低下(やばいです)

などなど
年のせいで歩けなくなったのかなーって思っていたら、重大な病気が隠れている可能性もあります

 
4)検査
 レントゲン検査
 血液検査
 抗アセチルコリンレセプター抗体検査(血液)
など

5)治療
 内服
 胃瘻チューブ(食べれない場合)

埼玉森林公園でセグウエイ

東京ドーム65個分の広さなので、自転車で17キロ、とっても歩いて制覇するのは無理ですね。
ドックランもあります