放射線治療
ガンになったとき
できることは
まずは、1)摘出手術
(中村獅童さんの肺腺癌みたいに、奇跡的な早期発見早期手術なら、きっと、予後はいいですよね)
でも、
それでも転移してしまう悪性の癌はありますので、
術後に、
2)抗がん剤
今は、飲む抗がん剤パラデイアというものもありますが、おもに肥満細胞腫などに適用されますけれど、
それでも、手術が前提ですので、手術してから、ガンが広がらないように、パラデイアを飲みます
3)免疫療法
自分のリンパ球を活性化(採血・培養)して、体にもどすという治療で、2週間ごとに治療をうけます。残念ながら完治ではなく、治療をやめると、再発するようです(緩和治療)
猫ちゃんの乳がんで、2週間ごとに免疫療法をうけて、3年間延命できたという報告があります。
癌細胞を、リンハ球が認識して、がん細胞を攻撃することを期待する免疫療法なので、免疫力低下していると、十分な効果が望めない可能性があります。
人間のNK細胞のがん治療とは違います(費用のケタが違う)
(当院では、この治療は、行っておりません)
4)放射線治療
鼻のガン、舌、など、手術で全部とるのが難しい場合
放射線治療をします
あるいは、手術とくみあわせて、放射線治療をする場合もあります。
放射線感受性の高い腫瘍の治療の選択肢のひとつです
根治照射(ガンと治す)ですと、週3-5回、最大20回
緩和照射(ガンを小さくする)ですと、週1-2回、最大8回の照射といわれています
全身麻酔ですし、費用もかかります
放射線障害(膀胱炎、骨髄抑制、眼の障害、皮膚炎など)の副作用がおこる場合があります
(この治療は、専門病院のみです。もちろん、当院は行っておりませんので、お電話のお問い合わせは、ご遠慮願います)