ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

分離不安症の対策

飼い主さんと離れられない、
家で後追いして、まとわりつく
お留守番ができない
留守中にずーっと、吠えている
そばにいないと、フードを食べない、手からあげないと、食べない
外出中に、そそうや、破壊行動をする

こんな症状を分離不安症といいますが、これらのすべてが、分離不安症というわけでありません。
クレートが苦手、トイレトレーングが不完全なども原因になっているかもしれません

対策は
1)外出前や帰宅後に過度に接触しない
 留守番の寂しさが倍増します。
 
2)外出時におもちゃやおやつをあげる
 帰ってから、ごめんねーっといって、おやつをあげると、留守番の寂しさが倍増します

3)留守中のそそうは叱らない
 やったときの直後に叱るのは効果的ですが、時間が経過したあとに叱っても、犬は理解できません。外出前に排泄をするよう心がけましょうー

4)留守番の前に適度な運動をする

5)べたべたしすぎるときは、かまいすぎない
 一人で遊んでいたり、リラックスしているときに褒めてあげる


分離不安症のワンコだと、せっかくのたのしいご旅行先でも苦労するかもしれません(ホテルの部屋においておけない、食事するときに留守ができない、必ずだれかがみていないといけない、など)

また、ペットホテルなどに預けると体調を崩しやすいので、家族旅行もままならないかもしれません。