ホルネル症候群
片目だけが縮瞳して、瞬膜がでてしまう病気があります
ホルネル症候群といいます
原因は、目に分布する交感神経の障害によっておきます
症状は
縮瞳
眼瞼裂が下に下がる(下垂)
瞬膜が突出
眼球陥入(眼が奥に落ちているような感じ)
原因は
特発性(犬の50%)(つまり、原因不明)
・末梢前庭兆候を伴った中耳炎
・内耳炎の波及
・鼓膜破損
・腕神経叢や頸部の手術で交感神経幹の損傷
・顔面神経、三叉神経の障害など
・甲状腺機能低下症(末梢神経にダメージあるから)
・脳炎
・脳の腫瘍
・首の脊髄梗塞
など
末梢前庭障害では、ホルネル症候群と顔面神経麻痺も併発
(まばたきしない、など)
ホルネル症候群だけでなく、眼振、斜頸などがみられたら、脳の問題の可能性があります。