紫斑
肝臓は、ほとんどの凝固因子を産生しているので、肝臓が悪くなると、血液中の凝固因子が不足します。(つまり、出血したときに、血がとまりにくくなる)
でも、
、慢性肝不全で自然出血はまれです。
殺鼠剤中毒や、中毒に急性肝不全で凝固異常がおきて、それがDIC(播種性血管内凝固)になって、血がとまらなくなったり、血栓ができて、多臓器不全で亡くなってしまうということあります。
治療は
輸血
ビタミンK製剤の注射
DICのときは、抗凝固療法
こんな紫斑(皮膚の真皮や皮下組織内の出血によってみられる出血斑)や
点状出血(微小出血(毛細血管の破綻)により生じる身体上の赤色ないし紫色の点)
があったら、、
血小板が減っているということです。
では、
血小板がへる原因は、
免疫異常によって血小板が減る病気
血栓形成
DIC
大量出血して血小板減少
再生不良性貧血
急性白血病
などなど
ということで、紫斑や点状出血がおなかにみられたら、
かなり、
悪いことが起きている、、、、のです。