ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

膵炎と高脂肪食

膵炎になると
吐いて
下痢して、
食欲がなくなって
最悪、死亡することもあります。

膵炎と高脂肪食の直接的な関連性を示した臨床研究はありませんが、

でも、

食事中の脂肪含有量は、注意したほうがいいといわれています。

ミニチュア・シュナウザーは、血液中のトリグリセリド(TG)が862㎎/dlを超えると、発症リスクが4.5倍になるという報告があります。

また、
肥満した犬では致死的な膵炎が起こりやすいという報告や肥満犬は、膵炎の発症リスクが1.9倍になるとの報告があります。
ということで、

肥満のワン、中性脂肪が多いワン、は低脂肪食にしたほうが、膵炎の予防になるかもしれませんね。


でも、猫ちゃんは、脂肪制限は、犬ほど重視されていないので、消化性の高いフードがよいようです。
そうはいっても、オデブになってしまったら、脂肪の多いフードは避けたほうがいいのですが、だからといって絶食は危険ですから、、注意してください。


野津田公園の紅葉
今年の紅葉は12月からっという、
温暖化の影響でしょうか、今日も季節外れの大雨ですね。