ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

レントゲンの写真をみるとき

レントゲン検査をして
いろいろ説明をうけることがあるかと思いますが、

まあ、白黒写真の影絵なんですけれどねー

X線不透過性という言葉がありますが、

X線が透過してきたものを「黒」、透過しないところを「白」で表現したものがX線(レントゲン)写真です。
ということで、

レントゲンでは

  空気は  黒
  脂肪   ダーク
  水    白っぽいダーク
  骨     白
  金属   めっちゃ、白いです

 
 異物を食べたとき
レントゲンにうつるのは
  金属!!
  硬化とか、針金とか、

でも、
  ボールとかケシゴムとか、ゴムとか
 そういうものはうつりません。

膀胱の石もそうです。
 膀胱はオシッコなので、液体なので、白っぽいダークにうつって、そこに、なんとなく、白いものがうつっていたら、
そう、石だなーってわかるのです。。(X線不透過性の石なら、うつるってことです)


たとえば、肺に水がたまっていたら、肺は空気をふくんでいるので、本当は黒くみえるのに、肺野に白がやたらとみえる。


でも、脂肪が多いと、脂肪はダーク白にうつりますので、
なんだか、肺が白っぽい、び慢性非構造性間質パターンになるので、おやーって思ってしまったりします。