ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

心臓が悪いと筋肉がおちていく

心臓が悪くなると、、、

そして、食べなくなると


健康な犬なら、カロリー不足を脂肪を分解してエネルギー源をするのですが、

心臓の悪い犬ですと、
カロリー不足を、タンパクをエネルギー源をするため、筋肉から調達します。そのため、筋肉がどんどん落ちてきます。

こうして、
心悪液質という状態に陥いってきます。

原因は、、

 ①炎症性サイトカインが増加し、代謝や免疫機能、生存期間に悪影響を及ぼします

 ②そして、循環不全(心臓が悪いと、体の隅々まで血液がいきわたりにくくなる)のため、筋肉の血流量が低下します。

病気になると、
 頭がごつごつして、おでこの横の側頭筋がおちて、
三角形の顔になりますよね。


ネットから拝借
こんな風に、顔がごつごつして、いかにも不健康になっていきます

こういう理由で、
心臓が悪くなったら、
きちんとしたお食事をしないといけません。
太らせてはいけませんが
良質なタンパク質をとってもらって、
心臓がすご^^っく、悪くなったら、ナトリウム制限をしてからだに水をためこまないように(制限しすぎは逆効果)
気を付けないといけません。