ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

食事はあなどれないです、、

肝臓や腎臓、尿石がある、コレステロール中性脂肪が高い、といった体の問題をもっている犬猫さん、

食事だけで、血液検査の数値がかわります。

健康ならどのフードを食べてもいいのですが、

病気になったら、病気のことを考えたお食事にしないといけません。


といっても、

なにを食べたらよいのか、

たとえば、肝臓がちょっと悪い、でも、中性脂肪コレステロールが高くて、膀胱炎にもなりやすい、
(Mシュナさんに多い)

肝臓がわるいから、じゃあー肝臓って書いてある処方食にしたらいいじゃん、

膀胱炎になりやすいから、そういう食事にしたらいいんじゃん、

という


ことにはならないのです。

肝臓がわるい、尿石症のけがある、
では、タンパクを控える

じゃあ、どこからカロリーをとるの

脂肪からカロリーをとる(犬は炭水化物は消化が悪いし、猫は炭水化物を食べない)

すると、
中性脂肪コレステロールの値が悪化してしまう

あちらたてば、こちらたたず、、
ということになります。

そういう場合は
低脂肪で
なおかつ
タンパクも制限して(ゼロっていうわけにはいきません。体が飢餓状態になりますから)


手作りで
ササミとポテトでいいじゃん、、低脂肪だし、、、
っていうわけにもいかないので、
ササミはタンパク質が多いので、食べすぎると腎臓が悪い子には腎臓の数値が悪化して、腎臓に負担がかかります。それだけでは、必須脂肪酸やビタミンB群やミネラルが不足してしまいます。


病気になったら、適切なお食事を考えることも大事ですね、、持病をかかえているなら、安易に処方食を自己判断でネットで購入するよりは、かかりつけの病院にご相談することをおすすめします。高い処方食のフードを買って、病気を悪化させたら、本末転倒、お金をドブに捨てるようなものです。



わたしも、遺伝子検査をすると、
デブの遺伝子をもっているってことで、炭水化物の代謝が悪いからひかえましょうーっ野菜をたべましょうーという結果でした、
大好きな白いご飯がたべれない
ご飯よりもタンパク質、肉をとるように、といっても、四足属はあんまり、食べたくない(ベジタリアンではないです)
チョコレート大好き、
食事で病気になるのはわかっているけれど、、、

好きなものだけ食べたい、でも、心筋梗塞脳梗塞の後遺症で苦労したくない、、動脈硬化はこわい、、

ほんとうに食べ物って苦労しますね。
なにを食べても太らないギャル曽根みたいな体質になりたいものです。


ビフォーとアフターが逆ならいいのですが、、