ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

歯周病になりやすい犬種

2011/4/1-2013/3/31までのアニコム動物保険のデータによると、
0-10歳の犬292290頭中、
歯周病(歯肉炎、歯槽膿漏歯垢、歯石)で保険請求をした犬の罹患率の犬種別データによると、

1位イタグレ (7.1%)
2位トイ・プードル(4.7%)
3位パピヨン(4.3%)
4位ヨーキー(3.9%)
5位カニヘンダックスフンド(3.9%)
6位ミニチュアダックス(3.8%)
7位ミニピン(3.6%)
8位キャバリア(3.5%)
9位シェルテイー(3.1%)
10位マルチーズ(3.0%)
という結果だそうです。

大型犬よりも室内小型犬が多いですね。
たぶん、家の中にいる小型犬は、人間の食べ物をもらったり、缶詰を好んで食べるのが原因かもしれませんね。
歯並びの悪くなりやすいシーズーがランクインしていないのが、ちょっと意外でした。(シーズさん、ごめんなさい)



ちなみに、JKC登録で一番多いのが(2012年)
1位プードルです。
1999-2012年の間は、ダックスフンドが堂々の1位を保っていましたが、ついにプードルが首位に躍り出ました。
トイプードルも、ダックスも、歯周病罹患率が高い犬種なので、ご注意ください。

ちなみにJKC登録数
2012年

1位プードル 93.899頭
(アンデイくんも、血統書ではプードルとだけ、書いてあるので、この数字に含まれるのですね)

2位チワワ 64.714頭

3位ダックスフンド 39325頭

4位 ポメラニアン 15937頭

5位 ヨーキー 14007頭

です。

歯周病の予防は、
一に、ハミガキ、 二にハミガキ
です。