ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

鼻のトラブル

1歳未満のワンコさんが

こんな症状が続いたら

水を飲むとき、食べるときに、興奮した時に
1−2分くらいの間、重度の呼吸器呼吸困難の発作みたいなことがよく起きるということがあります。
逆くしゃみといって、
息を吸うときに、口を閉じていた状態で、くしゃみをするしぐさです。

多い犬種は
 1歳未満のチワワ、キャバリア、イタグレなど

原因は
 病的な原因は見つからないことが多いです

ですが、
成長してから発症する犬猫さんの場合は
鼻の空気の通り道(後鼻孔、鼻咽頭部)が狭くなっている、閉塞しているといった病気の可能性があります。(もともと、鼻道が狭いのが年齢をへて、さらに狭窄が進んだのか、炎症か、腫瘍か、ということです)

検査は
レントゲン
CT,MRI全身麻酔)、
とくに、内視鏡検査が有用(全身麻酔

シニアで鼻の長い犬種で、突然、こういう症状がでて
いびき、鼻水が多い、鼻血がでる
といったことがあると、
腫瘍の可能性も否定できませんので、ご注意ください。


秋風が気持ちいい、

(本日のアンデイくん)