皮膚の円形のしこり、、形質細胞腫
皮膚に丸いしこりができたら、、
癌かしらってご心配されると思いますが、
よくみるのが、
形質細胞腫という良性の腫瘍です。
様子見ていたら消えたというのが、
良性の犬皮膚組織球腫
これかどうかは、針をさして、細胞診断という検査をします。
ただ、細胞診というのは、あくまで針先での検査ですので、確定診断ではなりません。組織球腫は、直径2センチ以上には増大しないといわれていますので、それ以上増大するのであれば、外科切除をしたほうがよいですね。
形質細胞腫
これも、円形の皮膚のしこりです。多くは良性の腫瘍なのですが、、組織球性肉腫という悪性の腫瘍との鑑別が難しいといわれています。
細胞診断で形質細胞腫という結果がでても、増大するようでしたら、外科的切除が望ましいです。
悪性組織球肉腫
バーニーズやフラットに多く、コーギーでもみられるといわれています。
なんの腫瘍かどうかの確定診断は、やはり、切除して病理検査で確認しないといけません
もうすぐ、バラのシーズンが終わってアジサイの季節になりますね。