ベルどうぶつクリニックのブログ

東京都町田市にあるどうぶつ病院ベルどうぶつクリニックです

失明の原因

犬猫さんでも病気で失明します。
失明したかどうかは、本人がいってくれないので、判定が難しいです。

原因はさまざま、、

眼の病気
 
 ・緑内障(柴犬さん注意!)
 ・網膜剥離シーズーさん注意!)
 ・重度のドライアイと角膜潰瘍
 ・白内障(うっすらとみえている可能性あり)
 ・進行性網膜委縮(ダックスさん、
    ラブラドールさん注意)

甲状腺機能亢進症の高血圧による失明(猫さん)

脳神経の病気

・脳の病気
  光をあてると瞳孔が小さくなったり、暗くなると瞳孔が開いたりと対光反射はあります。
ただし、網膜委縮に初期では、失明後しばらくは対光反射が残ることがあります。

・視神経炎
  瞳孔が開いたままの散瞳性失明
  ジステンバーウイルス
  肉芽腫性髄膜脳脊髄炎(GME)


夜、急に散歩にいきたがらなくなる、
なんだか、ものにぶつかる、
瞳の大きさがへん、、
片方の目が異様に大きくなって充血している、、
目をあけない、

そんな兆候がみえたら、検査したほうがよいでしょう。



 目は口ほどものをいう、鋭い眼力。
 ベンガル子猫さん。写真と本文は関係ありません。