ブレンデイくん、ドックランデビューしました
ブレンデイくんの予防が終わったので、新横浜のドックランにいってみました。このドックランは、ちゃんと1年以内の混合ワクチンと狂犬病の予防のチェックをしているので、安心です
たくさんの犬にびびって、ブレンデイくんは、ほとんど、わたしとベンチで座っていました。
ミデイくんは、相変わらず爆走して、ゴールデンたちと互角に??遊んでいました
帰りの車内では、ぐっすり寝てくれました
3つの心臓バイオマーカー
今日は部分日食でしたが、ご覧になれましたか?
残念ながら曇っていておがめませんでした、、、
次はいつのことやら、、
血液検査で病気がわかる、、画像診断よりも手軽ですよね、、
心臓バイオマーカーは、人間の医療ではエビデンスがあってガイドラインがあるそうですが、残念ながら動物の場合は、まだ、エビデンスが不足しているし、十分解明されていない点も多いといわれています。
3つの種類があります
1)ANP
心臓の負荷状態をみるもので、血中濃度は心筋細胞からでる量を測っています。つまり、心筋細胞がダメージをうけると、生きた心筋の細胞伸展で上昇します。つまりこの数値が高いと心筋細胞がダメージをうけていることが推測されます。
うっ血性左心不全のマーカーです
だから、症状がなくても、ANPがあがっていれば、左心房の拡大があることがわかります。
でも、右心不全のときは軽度しか上昇しません
だから、
この数値が正常値でも、肺動脈狭窄とか、肥大型心筋症、心臓の腫瘍を否定できるわけではないのです。
2)NT-proBNP
ANPと同じように生きた心筋細胞のダメージをみています
うっ血性心不全
動脈弁狭窄症
心筋症
心室負荷・障害のマーカーです
症状のない肺動脈狭窄症や、猫の心筋症のときも上昇します。
2)心筋トロポニン(cTnl)
心筋細胞が死んだときにでてくるホルモンです、つまり、心筋細胞が破壊されて血液中にでてきたホルモンを測定しています。
心筋炎
心筋虚脱
心室腫瘍
心筋症
だから、心臓の雑音があるのに、左心不全のときには、この数値があがらないので、心臓は大丈夫だって思ってしまうことがあります
ということで、一つのバイオマーカーが正常でも、心臓の病気を完全に否定することはできないってことなんです。
高濃度水素水スパ
ネットで型落ち品を、半額以下でセールしていたので、買ってみました。
お風呂にいれると、なんだか、温泉にはいったような、けだるさを実感。いいかもしれません。お風呂の楽しみが増えました
お金がたまらない人の習慣という記事をよんだら、
ヒャッキンが好き
ネットで送料無料になるまで、いらんものを買う
まとめ買いが好き
おまけが好き
自分にごほうびをあげすぎる
収納グッズが好き(無駄なものをたくさん買うから)
あてはまるかもしれません、、、
今年は、無駄使いを控えようと思いつつ、新年そうそう、自分にごほうびをあげてしまいました。ネットで安いからと、、、ついつい、だめですね
猫の多発性骨髄腫
猫では、非常にまれなので、あんまり、考えなくてもいいと思いますが、とりあえず、ご紹介します
1)症状は
非特異的 元気がない、食欲がない、多尿
血液検査すると 高カルシウム血症と多尿
骨融解するので、骨が痛い、だから歩かない、うずくまっている
2)発生年齢 12-14歳くらい
3)血液検査すると、高タンパク血症
純血種だと、FIPかもしれないから、たんぱく分画を調べます
4)治療
メルファランという抗がん剤を飲ませる、、、 (ムリだよねえ、、)
ステロイドを飲む
5)予後
早期に発見できれば、高分化型リンパ腫に類似して、予後をそれなりにまっとうできますが、でも、静かに進行するので、発見時はかなり進んでいることが多い。発見が遅れるとすぐに死亡することもあります。
神奈川県の平塚で、ホーストレッキングしました
じゃらんで予約したら、お安かったです(値段を間違えて掲載したそうで)
ブレンデイくんです
リンパ腫のステージ分類
悪性リンパ腫、、
昔はそういう言い方がありましたが、
今は、リンパ腫(白血病も含めて)といいます。
良性のリンパ腫はなく、ぜーんぶ悪性の腫瘍だからです。
猫ちゃんのリンパ腫で、
ハイグレードといわれて
大きなリンパ球がたくさんありますという病理検査の結果がかえってきたら、
残念ながら、悪性なので、覚悟しないといけません。
とくに、LGLという大型の顆粒をもったリンパ腫という診断結果だと、予後は1.5か月といわれています。しかも、抗がん剤をするよりも、まずは腸の腫瘍をとらないと、抗がん剤を先にしてしまうと腸が穿孔してしまって危険といわれています。
とにかく、やっかいだということですね
病気もステージ分類(5段階)というのがあります
ステージ1 病変は単一のリンパ節か単一臓器のリンパのみ
(つまり、腫瘍はまだ、1か所だけ)
ステージ2 単一部位の複数のリンパ節にひろがっている
2つのリンパ節がはれていたら、、これ
ステージ3
全身性に複数の部位のリンパ節に病変
(体中のリンパ節に転移しているってことです)
ステージ4
肝臓、あるいは肝臓と脾臓に転移している
ステージ5
末梢血中に腫瘍細胞がでている
骨髄やほかの臓器にも腫瘍細胞がある
(全身が腫瘍に侵されている、末期)
サブステージa 全身徴候なし
サブステージb 全身徴候あり
人間は二人に一人、がんになるっていいますよね、、どうぶつも寿命が長くなると
腫瘍が増えています
どこまで治療するか、どこまでがんばるか
悩ましいところです。
クリスマスソングの生演奏しています???
オゾン注腸療法について
ドイツから始まった、人間のオゾン療法
血液クレンジングといいます。
これが、どうぶつにも応用されていて、
肛門にオゾンガスを注入する、とっても簡単な方法です
当院でもおこなっておりますので、
シニア犬の健康維持、関節炎、皮膚、アレルギーなどに効果が期待できます。
料金は
初回おためし500円(当院がはじめての方は初診料1500円かかります)
あとは、10回コース15000円で、週1-2回をおすすめしております。
ご参考の記事をご紹介します
猫のリンパ腫
昨日は町田で高名な先生をお招きしてセミナーがありました。そこでのオハナシ
猫のリンパ腫
昔は猫白血病にかかっている猫が多かったので、ウイルスが原因で若い猫がこの病気にかかって死んでいった。昔の猫の寿命は、なんと、4歳くらいだったということ!!
今は、室内飼育が大半なので、このウイルスをもっている猫は減ったけれど、今度は若い猫ではなく、シニアの猫にリンパ腫が増えている
とくに、消化管型リンパ腫(腸にできる腫瘍です)が腫瘍の3分の1を占めるくらい多い。
治療法は
まずは、ハイグレードのリンパ腫だったら、いきなり化学療法をはじめると、腸がすでにボロボロでダメージをうけているところに、腸管毒性のある抗がん剤をうってしまうと、腸に穴があいて、穿孔して、細菌性腹膜炎をおこしてしまう。
ハイグレードのリンパ腫だったら、外科的に切除してから抗がん剤をする、、、
でも
でも、
がんばって抗がん剤を毎週のようにうっても
生存期間が6-9か月
1年以上生存が20%
だそうです。
無治療だと4-8週間
がんばって余命2か月を
1年にのばすか
あきらめて運命にまかすか
この選択肢は、悩みますよね。
ジャンボ宝くじがあたったら、広大な敷地で
犬とロバとニワトリをかって、毎日うみたて卵をたべ、畑をつくって自給自足してみたいです。
猫も自由に敷地内を歩かせてあげたい、、、
ロバにのって、犬と散歩してみたい、、、