腎臓と腸内細菌
腸内フローラを整える
人間でもいわれていますが、
犬も猫も、腸内フローラ大事なんです
なぜか
腸内の尿素は、ウレアーゼ産生菌(悪玉菌です)によってアンモニアに分解されます。
腸内が酸性ですと、アンモニアはアンモニウムイオンに転換されますが、これは腸壁からは吸収されず(つまり、血液に行かないというイミ)、糞便中にアンモニアとして排泄される
そうすると、血液中の尿素が減るから
BUNが下がるという図式です。
慢性腎不全になると
便秘になったり、下痢したりします
腸内環境を整えて、いらない尿素を糞便として排泄することは、とっても大事なのです
そのためには
食物線維
プレバイオテイクス(善玉菌を育てるもの)
プロバイオテイクス(善玉菌そのもの)
を摂取して、腸内の善玉菌を増やして
腸内細菌叢のバランスを正常に維持することが、健康増進につながるかもしれません。
もうすぐ、お正月です
がんばらないとーーー
猫のアレルギー
猫は犬と比べて皮膚病が少ないです
猫のアレルギーの原因は
1)ノミアレルギー
背中にブツブツ発疹がでます。室内飼育でも、ノミアレルギーの可能性があります
2)アトピー性皮膚炎
猫のアレルギー検査(血液)もできるようになりました。
3)食物アレルギー
顔や耳、おなかを痒がります
食事療法が必要になりますね
4)常同行動(精神的)
なにか、メンタルなことが原因で、なめてしまっている。
例えば、野良猫が家の周りを徘徊する、リフォーム工事をしている、自動食事給餌機をつかいはじめた、新しい猫がきた、犬をかいはじめた、などなど
待合室の陳列棚をすっきりしてみました、、部屋も明るくなったような???
組み立てが苦手なので、組み立てを3000円でヤマトさんにお願いしました。
ところが、2時間もかかって、ベテランのスタッフが、若い人にずーっと、ギャーギャー指導しながら、やっていました。
聞いていて、気の毒なくらいで、
あの人、明日、ラインで退職メールだすんじゃないのかなーって心配するくらい、、
でも、レンチを知らかったくらいだから、
うーん、指導せざるえないのかしらん。人を育てるのは難しいですね!!
心臓バイオマーカー
血液を採って調べる心臓バイオマーカーというのが3つあります。
検診とのときに、あわせて調べるといいのですが、、
ただし問題点があります。
心臓バイオマーカーは、心筋細胞の負荷・障害・ダメージを生化学的に評価するものなのですが、
3種類あって、それぞれ特性があるので、そのひとつだけ検査した場合、正常値範囲内でも、心臓の病気にかかっている可能性があります。
また、初期であればバイオマーカーは正常値であったりするので、一回の検査だけで、心臓の病気を除外することができないのです。
心臓バイオマーカーがすごくーー高かったのに、症状がないので、へんだなーって思って、循環器専門の病院で精密検査をしてもらったら、心臓に異常がないという診断がでたことがありました。
バイオマーカーだけをみて、心臓の治療薬の内服をしなくてよかったなあーと思ったケースです。
猫の歯肉口内炎の原因
3歳以上の猫ちゃんの80%が歯周病になっていて、
歯の吸収病巣は60%といわれています
猫の歯肉口内炎の原因は
内科治療に反応しにくく、難治性口内炎になりやすいです。
治療は、切歯と犬歯を除いた、臼歯を全部、抜歯してしまうのがいいといわれています。
歯肉口内炎の原因は
歯垢歯石による細菌感染
ウイルス感染(エイズ、白血病、ヘルペス、カリシウイルス)
猫の歯肉口内炎の90%がカリシウイルス感染症があるといわれています。
歯肉口内炎の好発種は、シャム、アビニシアン,
アメショー、ソマリ、バーミーズ
治療は
全部の歯の抜歯
といっても、全身麻酔なので、シニア猫ちゃんなら、対処療法として
インターフェロンの投与
レーザー治療
ステロイドの投与
サプリメント類
歯を抜いたら、お食事できなくなる?ってご心配あるかと思いますが、
それは、大丈夫なんです。
猫の臼歯は、歯がとがっていて、上の臼歯が下の臼歯を被うような形態をしています。つまり、ハサミの歯で物を噛み切るような形なので、獲物をとらえて、突き刺し、引き裂くために都合よくなっている歯なので、家猫がキャットフードを食べるときには、それほど、必要なものではないのです。
だから、食べ物を数回、かみきって、丸飲みしてしまうので、歯がなくなっても、食事に支障はないのです。
ミデイくん、野津田公園のドックランにいってきました。
先割れた枝がたくさんあって、大事な、あんよ、が傷つきそうで、とても走れるような代物ではありません。一生懸命、枝を拾って、捨てましたけれど、
ベンチもないし、、
狭いし
犬の公衆便所という使い道しかないですね。
いままで、ミデイくんと、いろいろなドックランにいってきましたが、あんなひどいところは
ほかにありません。
走らせるときは、先が割れた枝に注意してください。
遺伝子検査
遺伝子検査をご紹介します
1)犬の乳腺腫瘍
シニアになって、避妊していないと、乳腺にしこりがみつかることがあります。
犬は50%が良性、50%が悪性です
そんなとき、シニアだと、すぐに摘出手術するのかどうか、悩みますよね
良性だったら、様子見たいし、、、
針でさすニードルバイオプシーの病理検査は良性か悪性の判別が不確かだといわれています。悪性なら、悪性ですが、良性でも、悪性の可能性は否定できません。
遺伝子検査は、ゲノム不安定性をみるので、良性かどうかの判定の感度79.2%だそうです。
悪性かどうかの判定の感度は95.5%
2)膀胱癌(移行上皮癌)
3)前立腺癌
尿で検査しますので、負担はありません
4)PPR(進行性網膜萎縮症)
Mダックスと、パピヨン、トイプードル、チワワ、ゴールデン、ラブラドール、Aコッカに多い失明する病気です。
血液で検査します
5)コリーアイ
コリー、ボーダーコリー、シェルテイに多い遺伝性の目の病気
6)肥大型心筋症
メインクーン、ラグドールに多い心臓の病気
などです
新横浜のドックランにいってきました
犬の世界は
「強きを助け、弱きをくじく」
だれかが追いかけられると、みんなで追い回す
でも、そんなときに、
男気のあるゴールデンがいました。
観察していると、小型犬が追いかけられると、仲裁にはいっているようです
ボクシングの「男・山根」とは、違いますねー
いつも、車の行列ができている
おそばやさん、すいていたので、はいってみました
(柿生と市が尾の間)
もり、かけが430円とリーズナブルなお値段で行列ができていたようです、
お味は可もなく不可もなく、、並ぶほどではないのではないかと、、、(近くならリピートしますが、、)
食物アレルギーと新奇タンパク質
食物アレルギーがあると、アレルゲンのフードを食べると、痒くって、便がゆるくって、吐いたり、便の回数が増えたりします
そういうとき、
じゃあ、鶏肉だったから、シカととか、カンガルーとか、今まで食べたことのないタンパク質のフードにかえればいいじゃん、、
ということになりますが、
でも、食べたことのないタンパク質にかえても痒みが続くことがあります。
それは、
製品に表示されていない原料のコンタミネーション
アレルゲンの経皮感作
抗原の交差反応(似たようなアミノ酸に反応している)
などで
市販されている新奇タンパク質食にかえても、食物アレルギーは完全に回避することは簡単ではないといわれています。
加水分解フードも、リンパ球が反応したり
コーンスターチなどの糖タンパクもアレルギーがでたり
することもあります。
やっかいなんですよねえ、、、
となると、
8週間の除去食試験に加えて
二次感染コントロールのためのシャンプー療法
内服
寄生虫、ノミマダニの除去の継続
なのです。。
江の島のイルミネーション
老齢性振戦
10歳以上のシニア犬で、立った時に後ろ足がブルブル震えることがあります。
老齢性振戦といって、起立時のみにみられる、痛みもなく、歩いたりするときは、震えないという不随運動のひとつです。
生命を脅かすようなことはないので、治療しなくても大丈夫です。
老齢性振戦の病態生理は不明ですが、
馬尾症候群や脊髄症、慢性椎間板疾患や脳腫瘍、脳血管障害などもからんでいるかもしれませんが、それは、MRIなどの詳しい検査をしないといけません。
元気で、立った時だけ足が震える、だけなら、
老齢性振戦なので、体には問題ないといわれています。でも、これを治したいと思われるなら、ゾニサニドという抗てんかん薬が効果があるといわれています。
江の島のイルミネーション
関東三大イルミといわれています(ドイツ村、相模湖フォレスト、江の島)
ミデイくんは、はいれないので、留守番です。完全にキャリーバッグにいれて、荷物のように運べば、入園可能ですが、重すぎて、無理です。
ミデイくんが乗れなかった、エスカーをはじめて乗りました。いままでは、ふうふういいながら、坂道をのぼっていたのですが、エスカーは、ラクですね!!
神社もライトアップしていました
展望台は夜景がきれいでした。おすすめです
南国風