星空の撮影は難しすぎます
オリオン座流星群をみに、長野県の南諏訪の入笠山にいってきました。
真夜中の2時がピークというので、真っ暗ら中をミデイくんと、寒さを我慢しながら、三脚かついで、夜空をがんばって、見ました。
十三夜の月明かりがまぶしすぎて、天の川はみえませんでしたが、
流星を6個肉眼でみることができました。
感動です。
星空をカメラに収めることができたのは、たまたま、21日に来院してくださって、わたしのカメラの星空撮影のために感度などを調節してマニュアル設定をしてくださった
林ももちゃんのお父さんに感謝です。ほんとうに、ありがとうございました。
では、写真は、、、
まあ、ど素人の写真ですし、そんなにいいカメラじゃないので、月も明るかったし
(言い訳タラタラ)
月がこんなに明るいんです。
10月22日 臨時休診のお知らせ
当院には夏休み、お盆休みはありません
ですが、たいへん申し訳ありませんが、10月22日の月曜日は臨時休診いたします。
ご迷惑おかけします。
どこに行くの?って聞かれる方、多いので、ぶっちゃけ、本当の事を書きます。
学会、セミナーといいたいところですが、、、
今回は、死ぬ前に一回みたいと思っていた、流星群をみにいきます
オリオン座流星群が、10月22日の未明にピークを迎えるそうです
ミデイくんと一緒に流れ星が見れるといいのですが、、、
苦節50年生きていますが(え、少ない??)生まれてこのかた流星をみたことがありません。新月でないので、条件はよくありませんが、南諏訪の入笠山にある山小屋に泊まって星空観察をしてみたいと思います。ミデイくんも、山小屋に泊まれるというので、
楽しみです。
てんかんの重責発作
てんかん発作が5分間以上続いたり、1回の発作は5分未満でおわるけれど、その発作が終わる前に次の発作がきてしまって、発作がとまらない
こんな状態をてんかんの重責発作といいます。
実は致死率38.4%で、非常に危険な状態なのです。
そんなときに
あらかじめ渡されていた発作をとめる薬を、直腸もしくは鼻にいれるという、常備薬をもっているといいですね。
発作が続くと、まず、視覚がダメージをうけます
発作をなんとか抑えることができたけれど、失明してしまったということが起きる可能性があります
そうならないためには、てんかんを抑える薬をきちんと飲む、発作がおきたときに、対処できるようにすることが大事です。
那須の大丸温泉旅館です。日帰りで源泉かけ流しを堪能できます。
混浴(湯あみ着着用)で、渓流のような温泉もはいれます。わたしは、女湯しかいきませんでしたが、、次回はチャレンジしてみたいものです
ハイテクな猫のトイレ登場
なんと、
シャープからでているのですが、
すごいーーハイテクな猫のトイレがあります。
なにをするかといいますと
猫ちゃんがトイレにいく
その回数
時間
尿量
体重
多頭飼いなら、個体認識
滞在時間
といったデータが飼い主さんのスマホに逐一送られ
尿量が少ない
頻尿
いつまでもトイレにこもっている滞在時間が長い
などの異常データがでたら、飼い主さんのスマホに教えてくれるというのです。
このトイレのメリットは、
①膀胱炎の症状 頻尿、尿がでない、トイレにこもる
とったサインがデータとしてすぐに、飼い主さんに教えてくれる
②多頭飼いなら、どの猫ちゃんが、オシッコしていないのかがわかる
③尿量が多いのは、肝臓や腎臓の機能がおちていることなので、いつからそうなったのかが、データとしてわかる。
てんかんの治療目標と予後
先日、麻生大学の神経外科内科の齋藤先生のセミナーにいってきました。
夜、セミナー開いてくれるので、ほんと、助かります
1)てんかんの治療
まずは、投薬する
有効血中濃度に達するまで時間がかかりますので、
適切な量をきちんと飲むことが大事です。
2剤の薬剤を4倍量で投薬しても、コントロールができない難治性てんかん発作の場合は、てんかん手術が適応となるとのことです。
てんかん外科は、問題の脳の個所を切除したりする開頭手術か、機械を首に埋め込んで、迷走神経刺激する手術などだそうです。高いので、人間用の中古を使うとか。でも、3か月ごとに電池交換が必要だそうです。麻酔ですものねええーーー
2)治療目標
投薬しても発作が起きることがあります。
治療の目標は、「発作のコントロールは、3か月に1回以下にすること」3か月に1回よりも多いと、生命予後が違います
3)てんかんの原因は
3分の1は特発性(原因不明)
低血糖
脳炎
頭部外傷
脳の腫瘍10-30% シニアに多い!
低カルシウム血症
電解質異常
クッシング症候群
など
4)てんかんの治療をしないと、、
発作は発作をよびます
30分以上発作が続くと神経細胞が死にます
発作が続くと(てんかん発作の重責といいます) まずは、視覚がダメージをうけるので、失明します。
そして、急性腎不全、神経原性肺水腫、高血糖となり、死亡することもあります。
5)予後
てんかん発作をもった犬の予後は
若いときから特発性てんかん発作の犬の場合、
重責発作をおこしたことがなければ、余命をまっとうします
重責発作を起こした犬は、残念ながら生命予後が短くなります。重責発作をおこした犬は8.3年、重責発作なしは11.3年の寿命の差があるとのことです
重責発作をおこした犬の30%が、てんかん発作が原因で死亡したとのこと。
6)難治性てんかんとは
2剤の薬剤を薬用量の4倍近く増量しても、発作がコントロールできない場合です
3,4剤併用しても、きかないそうです。これはてんかんの過剰発生なので、どんな薬をいれてもきかない。